職員朝礼での社長訓話集 一つ戻る 最新版へ戻る
テスト問題作り (6・28)
負けて納得せよ (6・18)
選曲会議 (6・11)
続・リーダーシップ (6・ 5)
リーダーシップ (5・30)
続・夏休み問題 (5・27)
どこでも睡眠 (5・18)
記憶の中断 (5・16)
夏休み問題 (5・ 9)
6月28日 テスト問題作り
期末テスト期間は7月3日からですが、それより前にテスト行う科目があります。1講座のみの選択授業など、開始時刻を何教室かで揃える必要がないものは、授業時間内にテストをしてしまうことが多いのです。今年はそれが2つもあって、今てんてこまい(大泣)。助けてくれ〜と言いたいですな。だいたい、テストの問題を作るという仕事は、教員の特権として、羨ましがられたりさえするのですが、本当に楽しい仕事なのでしょうか。私の結論は、ズバリ否ですね。印刷が面倒だとかいうのはもちろんですが、やはり内容については相当に悩みます。要するに、どの程度難しくするか、なのです。誰一人できないような難問があるのもマズいし、かと言って、全員ができてしまう問題ばかりというのも困るのです。平均点が80点を超えるような、易しい試験を作ったことがありますが、生徒は大喜びかと思いきや、おもに喜んでいるのは勉強しない生徒の方です。真面目にがんばってきた者にとっては、テキト〜にやってる者たちと大して差がつかないテストは、納得が行かないものなのです。だから、やはり平均点を5〜60点に設定して、理科が好きで好きで超頑張る子が90点台、まあまあ頑張る子は7〜80点、やるべきことをやらなかった者には、当然の報いとして赤点がつくように、問題を選んでゆくのです。相対評価っぽい考え方ですが、受ける生徒の側がきちんと納得できるテストというのは、こういうものだと思います。もちろん高校は相対評価方式ではないので、本当に全員よくがんばった時には、誰も赤点を取らないことが実際にあったし、それはこっちとしても嬉しいことです。
さて、中学校に勤務していた時は、問題作りに対する考え方はだいぶ違いました。輪切り相対評価の材料となるテストですから、点数がきちんとバラついてくれないと困ります。中でも大変なのは、5と4の境界線です。ここらへんを取る生徒は、ちょっと問題が易しいと、98点以上がズラリなんて結果になりがちですし、成績に保護者からクレームがつきやすい層ですから、しっかりと差がつくように、問題に一捻り加える必要があります。また、兄弟の上の子が過去問を保管してある場合に備え、3年前に出した問題はすべて変更します。さらには、塾の先生たちが私の出題傾向を分析して、予想問題を作成しているはずですから、それのウラをかくようにします。たぶん、今も中学校の苦労は、そんなに変わっていないでしょう。でもいよいよ絶対評価になるんですよね。問題作りの苦労は、少しは軽減されるのでしょうか・・・。さあ、先生方。1学期もあと少し。がんばりましょ〜。
6月18日 負けて納得せよ
今日は予想通り、午後から大勢の生徒が、「頭が痛い、腹が痛い、家族が急病だ」と、職員室前には早退許可を貰うための行列が発生しておりました。こっちも半分諦めていて、ズバリ「サッカー見るから早退したい」と言ってきた生徒にまで、「お前も腹痛?お大事に」なんて、適当に返事してました。さてそのW杯決勝トーナメントは、惜しい結果に終わりましたが、例によって試合内容については、いろんな人がいろんなことを言っております。私がちょうどラジオをつけた時に喋っていた解説者は、どちらかというと辛口で、「予選リーグの時と作戦を変えたために、動きがすべてワンテンポ遅れた。ずばりそれが敗因」みたいな論調でしたね。でも、こういうのって、すべて結果論で、終わった後で「〜たら」「〜れば」を言い出してもキリがありません。もしこれで日本が勝ってたら、トルシエ監督の奇襲戦法が的中!ってなるわけだから、さっきの辛口批評家だって、まさか「たまたま勝っただけ。今日の作戦には疑問が残る」なんて、絶対に言わないでしょう。私はサッカーに関してまったくの門外漢ですが、勝負師としての気持はわかる部分があります。トルシエ監督はもしかしたら「たら」「れば」を思っているかもしれません。勝負事で大切なのは、自分の勝ちパターンというか、スタイルを通すことだと思います。マリナーズのイチローが無安打で、大魔神がサヨナラホームラン打たれて負けたって、「イチローは今日は引っ込めといて、佐々木は登板させるべきではなかった」なんて誰も思わないでしょ。そういう勝ちパターンていうか、勝利の方程式をあえて崩して負けたときが、すごく後悔が残るものです。私が頑張っている球技は、非常に小さな金属製の玉を何千個も扱う特殊な競技ですが、自分のホームグランドの、得意とする機種の、何度か打ったことのある台を取ります。そうしてその日のコンディション、場の流れをつかんでから、初めてその日の作戦を決定します。一見勝負事ではない世界でも、自分の方針を貫くことは大切です。演奏会なんかは、上手いヘタよりも、一貫性の無い演奏が一番退屈ですね。
もうすぐ高校野球をはじめ、いろんな大会のシーズンですが、勝ちつづけるチームは1つ、またはひと握り。他の何千校かは負けるんですよ。だから納得の行く負け方をするために、練習すると言ってもいいくらいです。がんばって、負けていい涙流しましょう!
6月11日 選曲会議
今日はたしか、コンクールの申し込み締め切り日だったはず。曲目も今日までに決めなくてはならないわけで、つい昨日も、知り合いの先生から、「選曲会議が収拾つかなくなって、ついに出場そのものを断念した」なんて、悲しいお知らせが入っています。皆さんのバンドでは、大丈夫ですかぁ? プロのバンドでしたら、お客さんのウケを第1に考えて、主催者が演目を決定するのは当然で、演奏者も「ビジネス」だと割り切って、やりたくもない曲を喜んで演奏します。しかし、アマチュアバンドにとって、選曲の恨みは食い物の恨み以上のものがあります。休日をつぶして、お金を払って練習に参加してるのに、やりたくない曲を演奏させられたら、たまったものではありません。事実、アマチュアバンドで発生する、内乱や謀反の原因の、大多数が選曲に起因するのではないでしょうか。私の参加するいくつかのバンドも、ちょうど大きな本番を終えたところで、今は平和な日々を送っていますが、次の選曲には慎重に当たらないと、あっという間に泥仕合です。
選曲会議を平和に乗り切る方法は、二つあると思います。木管の活躍する曲、金管の活躍する曲、打楽器の活躍する曲、という具合にいろいろあるので、長い演奏会だったら、各パートの希望を1曲は取り入れてやることですね。全員が満足して演奏できる曲なんて、まず無いでしょうから。あと一つは、選曲会議そのものを開かないことです。指揮者に決定をゆだねてしまうのですね。民主的にやろうとしてケンカになっちゃうくらいなら、この方が断然マシだと思います。特に、中学生、高校生のバンドがコンクールの曲を決める場合は、指揮者がツルの一声を発動して決めるのがBestだと信じています。私のこの考え方に対しては、多くの先生方から反発の声が寄せられます。「あんたは生徒の力を信じようとしないの?」ってわけですな。しかし、どう背伸びしても仕上がらない曲を選んできたあげく、「できな〜い」ってヤル気を無くされた時、「君たちが選んだんだろ?先生は知らんぞ」と、そっぽ向くのはどうかと思いますぜ。だったら、最初から全責任を負って、やれる曲を選んであげた方がいいと思うだけです。とか言いつつも実は、私は最近よく生徒に選曲させます。どんな難曲を持ってこられても仕上げてやるぜ、という自信の現れですな。いや〜困ったもんだ。
6月 5日 続・リーダーシップ
「上司」から連想される言葉は、「煙たがられる」とか、イヤなイメージが先行しがちです。理想の上司とか言って、星野監督が選ばれたりしていますが、そもそもリーダーとは、上司とはどうあるべきなのでしょう?この問題を考えるたびに、数年前の長崎修学旅行を思い出さずにはいられません。その時私は担当責任者で、前年の冬に実踏に行った時のことです。市内自由行動時の本部と、平和公園での昼食場所の候補である店にアポを取ってありました。そのお店は、本業はカステラ屋さんで、長崎全域に数十店舗、そして各名所付近には、修学旅行生をまるごと収容可能な大食堂を持っていました。我々が訪問すると、迎えて下さったのは、店員さんというより、背広にネクタイのちょっと偉い雰囲気の方。名刺をいただいてビックリ。営業本部長という肩書きがついています。この方が本当に偉い立場だということは、すぐにわかりました。我々を従えて店内に入るとき、すべての店員が一様に姿勢を正して一礼してくるのです。我々への礼だったら嬉しいのですが、もちろん本部長に向かってでした。ここで私はあることに驚きました。末端のすべての社員に顔を知られているのはいいとして、一礼してくる人々が皆笑顔で、それが決して作り笑いと思えないのでした。本部長も「やあ、がんばってるかい」なんて声をかけたりしています。突然本社の大物上司が入ってきて、ビックリという雰囲気は多少あるものの、「恐い人が来た。早く帰ってくれないかなぁ」みたいな感じではありません。どうみても、本部長は好かれているのです。このことは、ずうっと頭のどこかに謎として引っかかっていましたが、それは翌年の本番の時、ついに解き明かされたのです。
11月、私が本部長と再会したのは、あの時と同じ平和公園前の大食堂です。むこうも私を覚えていてくれたし、すぐに判ったのですが、なななんと!背広にネクタイではなく、エプロン姿ではありませんか!しかも我々の学校のために、お皿を並べているのです。「本部長自らウエイターをなさるんですか!?」と、思わず訊いちゃいました。本部長は平然と、「今はシーズンでね。一番忙しい時なんですよ。今日もおたく様の後に、もう1校入ってるんです」なんて言いながら、他のおばちゃんやおねえちゃんたちと共に、駆け回るのでした。それは、前年に同じ場所で全社員を整列一礼させていた本部長様とは、似ても似つかぬ姿なのでした。共に実踏に行ったO教諭も、「この人が社員から慕われる秘密がわかった」なんて言ってました。私もここの社員だったら、こうして現場と苦労を共にしてくれる上司のために、がんばらなくちゃみたいに思うでしょうね。全国の社長さん、社長室にこもってちゃだめですよ。校長先生もね〜。
5月30日 リーダーシップ
旅行から帰って来たばかりのところですが、今回の旅行で思ったこと一つが、経営者の姿勢と社の求心力のことです。せっかくのんびり家族旅行に行ってて、何でこんな難しいこと考えちゃうのか、自分でも不思議です。問題は、ホテル到着時から始まりました。うちの郁恵さんは、接客業というもの関しては、シビアなプロ意識を持っております。レストランなんかで、係の対応が悪かったり、他のお客さんの湯のみがカラになってて、フロア係がよそ見してて気付かないなんて時でも、「何やってんだ!」と怒鳴りそうになります。そんな郁恵さんの怒りを見るまでもなく、私でさえ「ありゃ?」と思う対応が連発しました。極めつけはバイキング会場で、オープンキッチンの中での料理人たちの会話。遊ぶ計画を楽しそうに相談しておりましたが、当然お客さんに丸聞こえの状態です。いろんなお客さんが、目の前で料理を取りに来ているわけだから、とりあえずお客さんの方を向いてて、欲を言えば「こちらはいかがですか」とか声掛けしたり、食材の説明でもしてくれれば、よりリッチな気分になれるのになあ、なんて思いましたけどねえ。ホテルの名前は、ここでは伏せておきますが、我が家が去年も行った場所で、最近TVのCMもやってるし、木更津なんとかというドラマでも名前が出ることがある、なかなか好調な経営ぶりを思わせるホテル、とだけ言っておきます。(わかっちゃうよね)
他にも挙げればキリがないのですが、一言でまとめると、ここの従業員たちは「教育が行き届いてない」とぶった斬ることもできるし、私の洞察によれば、「経営陣から大切にされてないな」と感じました。末端で働く人々にとって、社長が「雲の上の人」になりきっちゃってるのですな。少ない数の社員で、一致団結してがんばって急成長したユニクロが、全国から店長を集めて会議をやろうとすると、広いホールでも収まりきれない程に巨大化してから、業績が悪化して「大企業病」なんて言われてます。このホテルも、あちこちに支店を展開するようになって、それをまとめる社長はきっと、現場とは別世界みたいな社長室で、次の支店用地の買収交渉の準備でもせざるをえないのでしょうな。でも現場の社員は、「幹部はおれたちの苦労なんて分かりっこない」と感じるようになり、やる気が失われてゆく。これって想像しすぎかもしれませんけど、でもリーダー自ら玄関に立って、社員と共にお客様をお迎えしているホテルは、まず雰囲気のいいホテルですよね。次回は、私が尊敬する、長崎のスーパーリーダーのことを紹介しましょう。
5月27日 続・夏休み問題
もういくつ寝ると夏休み・・・ですね。明日から中間テストに突入して、それが終わって1ヵ月後の7月頭は、もう期末テストです。前にもお話した「夏休み問題」ですが、いったいどうなっちゃうんでしょうね。先生たちから夏休みを奪い取ろうという根拠は、「都民の理解が得られない」からだそうです。生徒たちも、その「都民」のおかげで、昨年からテスト後休みを奪われました。都民て、いったい誰なんだろう、と不思議になってしまいます。都民て100年前からいたはずですよねえ。昔からいた都民とここ1〜2年の都民は、ガラリとメンバーが入れ替わったのかしら??? さて、その都民の皆様に、再びアドバイスさせていただきましょうか。
どんな組織でもそうでしょうが、表面的な制度を多少いじくっただけで、怠け者を勤勉にさせることはできません。いくら管理強化したところで、怠け者というのは、あの手この手使って、日夜絶え間なく、怠ける研究に続けるでしょう。来年からタイムカードも導入されますけど、とりあえず遅刻やバックレ常習の先生を、学校につなぎとめることだけはできるでしょう。でもそれだけで、それ以上の働きは期待できません。それよりも逆に、今までマイペースで仕事の能率を上げていた人々が心配です。そこで都民の皆様にご相談ですが、教員の給料をそろそろ「年俸制」にしてはいかがでしょう。野球選手みたいに、年額いくらで計算してもらう方が、勤務実態に合うような気がしますが・・・。だってそうでしょ?毎日8時半から5時まできち〜んと勤務して、教え方の超ヘタクソな先生と、授業のある時以外あんまり学校にいないけど、超わかりやすい授業をしてくれる先生と、あなたならどっちに習いたいですか?先生の仕事ってある意味、野球選手と同じで、結果が大事ですよ。塾に行かないでもちゃんと解る授業をしてくれて、保護者から信頼される先生が高い年俸貰って、シーズンオフは自主トレに励もうがゴルフに明け暮れようが勝手、っていうのいいんじゃないですか。巨人の松井選手からシーズンオフを剥奪して、冬も毎日東京ドームに8時半に出勤させたら、今よりホームラン増えますか。ねえ都民さん、どう思いますか。
5月18日 どこでも睡眠
どこでも寝られる、という特技の持ち主に最初に出会ったのは、スキー場へ向かうバスでした。私の学生時代、いろんな大学のサークルが、貸切りバスでスキーツアーを組むのが大流行りで、私も何度か幹事役を務めたことがあります。今みたいに高速道路が伸びてなくて、中央道は勝沼、関越道は前橋までしかありませんから、どこへ行くにも夜出発で早朝到着になります。新宿駅西口のようなメジャーな待ち合わせ場所では、バスが二重駐車の状態で、探すのも一苦労・・・。当然、運転手さんたちもフル回転の大忙しだったでしょう。あるツアーで八方尾根からの帰り、夜7時くらいに新宿に着いたのですが、その時の2名の運転手さんたちは、「今から3時間後に、別の団体を長野に送るんですよ。少し寝ます」なんて言ってました。また、北志賀竜王ツアーの往路では、夜中1時くらいに軽井沢のドライブインに着いた時、運転手さんから「今から仮眠所で寝るから、もしも30分経って戻って来なかったら、起こしに来て下さい」と頼まれました。そしてちゃんと30分後に戻って来られたので、「ホントに眠れたんですか?」と聞いたら、「もちろん!今は爽快そのものだ」とのことです。修学旅行などに着いて来る添乗員さんたちも、我々教員以上に睡眠時間が少ないはずなので、このことについて話題にしたことがありました。たった30分で睡眠と言えるほどの効果が得られるのか、という疑問に対し、K観光の某係長は「30分は十分過ぎます。10分あれば寝ますよ」と豪語されました。「こいつ、だいぶ強がってるな」とその時は思いましたが、萩、津和野の修学旅行中、私はこの方と共に巡回要員を務めてみて、改めて凄さを実感しました。私だけが車を降りて、ちょっと一回り歩いて来る約10分間で、本当に寝ているのです。もちろん私が帰って来てドアを開けると、すぐに目覚めます。この人のタフさは有名で、誰よりも遅く就寝し誰よりも早く起床し、新幹線で東京駅に着くと、お疲れ様でした〜なんて叫びながら、そのまま別の学校と夜行寝台で出発なんて平気でした。かくいう私も、今では10分睡眠法を会得しております。これは特技なんかじゃありませんね。睡眠不足の状態が続けば、人間はみな「どこでも寝られる」ようになるのです。
5月16日 記憶の中断
要するに、酔っぱらった時の話です。学生時代から、よく大酒飲んで、ある時間帯の記憶が飛んでいて、後で背筋が凍る思いをしたことがありました。その間、自分はどんな恥ずかしい行動をしたのか、どんな失礼な言葉を吐いたのか、現場に居合わせた人に恐る恐る聞くと、たいてい返って来る答は、「ええっ!本当に覚えてないの?普通に見えたけど」というものです。その瞬間瞬間は、けっこうしっかりと行動しているようなんですね。大学4年の時の合唱団夏合宿では、打ち上げの場で記憶を失いながらも、なんとピアノ伴奏までやってのけてます。その時の状況は、後輩たちの証言を信用すると、とても気分よく歌える正確な伴奏だったそうです。ところが何曲めかを歌っている最中に、私は突然「ガーン!」と一発不協和音を鳴らしたので、後輩たちはてっきり私が、歌がヘタなことに腹を立てたのだと思い込んだそうです。しかし次の瞬間、私はピアノの椅子から崩れ落ち、いびきをかいて寝はじめたので、4人がかりで運び出したとのことでした。こんなことができるのも、学生時代だけかと思いきや、その後もけっこう繰り返すんですな、これが・・・。
うちのお義父さんと、二人で寿司屋に行った時は、不思議な体験でした。所狭しと並べられた海の幸で日本酒をいただいておりました。途中私はトイレに立ちました。ここまでは覚えています。トイレから戻ってきました。ここから先も覚えています。じゃあ別に問題無いと思うでしょ。ところがところが、信じられないような出来事が! トイレから戻ると、さっきまで畳の座敷だったのが、なぜか椅子席なのです。そして、海の幸と日本酒が消滅し、かわりにコーヒーとケーキがあって、そこは寿司屋ではなく、ファミレスなのでした。平然とした様子でコーヒーを飲んでいるお義父さんに、途中経過を訪ねました。案の定大笑いされましたが、だいぶ酔いが回ったのでコーヒーを飲みたいと提案したのも私だったようです。今思い出しても恐い体験で、もうこりごりですが、先日またやっちゃいました。10日に行われた職場の歓送迎会の最後に、みんなで校歌を歌ったらしいのですが、全然覚えてません。私は壇上で指揮をしたとの報告が、多方面から寄せられているので、たぶん事実でしょう。べろんべろんに酔っていても、潜在意識は12日の演奏会に向けて気合満々だったということですな。演奏会、おかげさまで大成功でした。ありがとうございました。
5月 9日 夏休み問題
5月に入ったばかりだというのに、先生方の話題は夏休み問題で持ちきりです。と言っても、今から海外旅行のパンフレット見ながらうきうき・・・って意味ではありません。全然逆の深刻な話題です。教員で無い方々から訊かれる質問の、常にTop3にあるのが、「先生たちも夏休みは休みなの?」ってやつですね。まずこれにお答えしておかねばなりません。昨年まではズバリ休みです!建前上は勤務日が続くのですが、土日&夏期休暇5日、そしてふだんの第2、第4以外の土曜に出勤した分の代休を、まとめてぶちこめば、40日のうちの半分以上は休日になるし、残りは「自宅研修」にすることができるので、極端な話、40日間全く学校に行かないで済ますことも可能です。おっと、日直が1回くらいは当たるから、ゼロっていうのはムリか・・・。自宅研修というのは、本当に研修してるのか、ゴロ寝してるだけなのかは、そのご本人にしかわからないことです。さて、ご存知のように今年から完全5日制です。ということは、土曜休のまとめ取りができなくなるので、自宅研修の日数がやたらと増えることが予想されます。それを不満に思った都教委は、あろうことか、「自宅研修を半日に制限する」と通告してきたのです。つまりこのまま行けば、今年から先生たちの夏休みは、毎朝8時半に出勤して、午前中いっぱい何か仕事をして、午後から自宅で研修してよし、ということになるのです。今までとのギャップが余りにも大きいので、「先生たちの夏休みは無くなった」くらいの印象がありますね。この改革が通ったとして、何がどう変わるか、私なりに予想してみると、まずいいことは一つも無いでしょう。9月には、きっと多くの先生がストレスから心身症になります。なんだかんだ言って、人間相手の仕事ですからね。一時期職場を離れるって必要ですよ。それ以前に、8月中の勤務で熱中症になる方が多いかも。学校の冷房普及率は恐ろしく低いですからね。夏休みがあるから教員になった、という人も少なくありませんから、夏期休暇の日数で逆転した民間の大企業に、人材をさらわれるだろうなあ。本当に自宅研修してた真面目な先生は、図書館なり自分の書斎で落ち着いてやれた勉強を、灼熱地獄の学校に半日移して、しかも往復しなければなりません。能率の低下は著しいでしょう。
私にとって唯一の救いは、夏休み中は朝8時半から音楽室にいて自主トレしてても、勤務と見なされていることです。これが、必ず職員室にいなきゃダメ、なんてことにでもなった時は、もう退職するしかありませんな。