今日の一言(2017年分)

  職員朝礼での社長訓話集     一つ戻る  最新版へ戻る  


12月31日 熊谷ベジタブルマラソン完走

 「わらしべ長者」っていうお話があって、たまたま掴んだ一本の藁を、物々交換して行ったら、最後に一戸建て住宅になっちゃったんだっけな?マラソン自体は大敗だったのですが、それが不思議な因果関係で幸運につながることもあるもんだな〜と思いました。熊谷ベジタブルマラソンは毎年参加して、良かったり悪かったりの大会です。まずはテータを見よう。

【1km毎のラップ】
5:39 5:41 5:39 5:48 5:49 5:42 6:02 6:16 6:26 6:23
6:20 6:33 6:33 6:26 6:24 6:27 7:09 8:04 7:38 7:50 7:22
Total 2:16:30(net) 誤差100m

 12月3日に高低差80mの所沢ハーフを2時間07分台だったから、ほぼフラットな熊谷は余裕で2時間切りの予定だったんだけどな〜。スタート5分前に、本日のゲストランナー、サイラス・ジュイさんが登場!ドラマ「陸王」に2回登場して、2回目は足を痛めて途中棄権するシーンだったな。MCからそのことに触れられると、「アレワ、エンギデスヨ〜」と必死に返答(笑)。そんなの全員解ってます(笑)。いや〜、でもジュイさんとは1回すれ違って1回抜かれたけど、走りが軽やか過ぎる。「スッ、スッ、スッ」て感じ。後から追ってくる日本人ランナーたちも相当に速いんだけど、「ダッ、ダッ、ダッ」なんだよな。もちろん私などは「ドスッ、ドスッ」だ(笑)。

 さて、スタート直後から気温が低くて風が強いもんだから、かなり消耗しました(泣)優勝者のタイムも去年より4分位悪かったみたいだから、苦労したのは皆同じ。あの「赤毛パンチパーマおじさん」も、5km地点で捕らえることができました。しか〜し!6km過ぎた頃から私のペースがガクッと落ちて、おじさんに抜き返されたぁぁっ!しばらくおじさんを追ったけど、今日は勝てないかな〜と弱気になった瞬間!おじさん、トイレに駆け込んだぁぁっ!今日は冷えすぎるから、誰でも身体に変調をきたす可能性はある。敵失で浮上しても、なんか喜べないな〜とか思ってたら、何とおじさん追いついて来たぁぁっ!これで精神的に打ち砕かれて、今日の対決は万事休す(泣)。最終的に5分くらい差をつけられたから、この借りは行田で必ず返す!
 その後、ダラダラと6分半ペースで持ちこたえて、何とかこのままのペースで完走できるかな、と思っていたら、17kmで第2回失速(泣)。足もパンパンな上に激しい空腹感・・・。オニギリとウィダーでエネルギー満タンにしといたはずなのに、消耗が上回っていたんだな。18km地点の給水所で、オレンジ、パイナップル、さつまいもが貰えるんだけど、立ち止まるというより、もはや滞在した(笑)。さつまいもの甘さが全身に染みわたるな〜。別の給水所では、ミニトマトとなぜかモロきゅうをいただく(笑)。だからタイムは延び放題。

 というわけで、帰りはいつも通り、山田うどんの肉うどんを食べながら反省しようと思いましたが、給水所で食いまくったおかげで、それほど空腹じゃない(笑)。競技場から熊谷駅方面へ行く途中、すぐの所にある山田うどんをパスして、東松山の山田うどんに変更。肉うどんじゃなくて鶏南蛮うどんにしたけど、まあ予定通り。ところがトイレに寄ろうと思ったら誰か入っていて、更に次の人が待っている状況だったので、そのまま店を出る。254号線を南下して、いつも通り川島ICから圏央道に入れば、あっという間に帰宅・・・のはずが、ここでトイレをパスしたツケが回ってきて、やむを得ず狭山PAに寄る。トイレ終えて、何気なく自販機コーナーに行って、缶コーヒーを買った瞬間、何だかよくわからない大音響!えっ何これ?防犯用の何かなの?周囲の目もこちらに向けられる。ちょっと待った、僕何も悪いことしてませんよ〜って目で訴えかけようとした次の瞬間、再び自販機から大きな音で「おめでとうございます!30秒以内に好きなボタンを押してください」って、何じゃこりゃぁぁっ!ルーレット付きの自販機で当たりを引いたのでした(笑)。
 いや〜、人生初「自販当たり」。って〜か、これ本当に当たることがあるって思ってなかったし、私に注目していた人々も多分そうだろうな。当選金額はたったの130円だけど、何だか超気分いい。元をたどれば、今日のマラソンがズタボロだったからこそ掴んだ幸運だ。災い転じて・・・ってやつですな。この勢いで年末ジャンボも・・・って思ったけど、先ほど大敗を確認しました(泣笑)
 それでは皆さん、良いお年を!

12月29日 やっぱり楽しい冬休み

 「先生って夏休みがあっていいなぁ」という羨望に、「いや、ちょっと違う」と反論するのにも疲れたので、最近は素直に「うわ〜っはっはっは!いいだろ〜」って答えてますが、ついでに「冬休みも春休みも、普通の公務員より長いんだぜぇぇ」という追い討ちもかけています。これで少しは教員志望の学生が増えてくれるかな(笑)。

 年末年始のカレンダーは、普通の公務員は12/29〜1/3が休業。多くの民間企業もそうだと思います。学校はご存じのように、12/25が終業式で2018年は1/9が始業式。だから部活が無い先生だったら有給休暇をぶち込んで、12/26〜1/8を全休にできちゃうわけだ。有給休暇と申しましたが、最近では部活をやらない先生でも、説明会とか公開講座とかで土日出勤が激増していて、それの代休もたくさん持ってるんだよな。ううう、「働き方改革」なんて絵に描いた餅だ。私も例外ではないので、この冬休みは全休にしてあります。と言っても、部活で学校に行ったりするから、一見休暇の無駄遣いなんだけど、何時に行って何時に帰ろうが、中抜けしようがお構いなしなので、とっても快適(笑)。私は春休みも全休にしています。

 一昨日27日、もちろん全休の私は、朝から隣の学校でアンサンブルのコーチをやって、昼からTAMAアンサンブルフェスタを鑑賞に八王子へ出かけて、夕方から師匠のライブを観に横浜へ移動。飲んだくれて帰れなくなる可能性が高いから、漫画喫茶かサウナで夜明かしできるよう、替えの下着だけ持参(笑)。こんな準備をした時点で、もう飲む気満々なわけだから、当然のように帰れず・・・っていうか帰らず(笑)。幸い、漫喫ではなくちゃんとしたホテルが取れたので、超快適な一夜を過ごさせていただきました。
 翌28日は7時半起床・・・いや〜良く寝た。これでも私にとっては大寝坊だ。関内のAPAホテルでしたが、最上階に大浴場があるんだよな。当然、朝風呂へGo!14階からはランドマークタワーやみなとみらいが一望です。朝食バイキング会場は1階で、外の大通りが見えます。8時頃から優雅に朝食食べてると、ちょうど出勤時間の人々が凄い勢いで通っていきます。関内は官庁街だからな。私と同じ公務員もたくさんいて、今日が仕事納めってわけか。いや〜何だか申し訳ない気持ちになるな〜(笑)。デザートも制覇してコーヒーも2杯飲んで、まだ8時40分か・・・。申し訳ないついでに、この忙しそうな街を、もう一度最上階から見下ろすとするか・・・ということで、食後の再朝風呂を満喫(笑)。いや〜ほんと申し訳ない。10時前にチェックアウトして、適当に青梅に向かって、アンコンの練習診るために学校に寄ったら、先生たち4〜5人くらいいたかな〜。
 学校の先生のブラック企業化が進んだと言われるけれど、まだまだこういう、他の職業に比べて恵まれた部分も残っています。みんな教員目指してね〜。既に教員になっちゃった人々は、休める時にちゃんと休むことが大切ですよ〜。私はそっちの模範だけなら示せてるな(笑)

12月12日 結婚式スピーチの極意

 昨日に引き続き披露宴に関するお話です。こんなタイトルをつけたということは、スピーチの達人だと自惚れている何よりの証拠ですが、達人は事実なので悪しからず(笑)。そもそも人前で喋る商売の我々教員は、スピーチもさぞ上手なんだろうと思われがちですが、決してそんなことはありません。実際、私が聞いたスピーチ歴代ワースト3までは、すべて現職の校長先生が占めています(笑)。
 私も最初は、自分のスピーチがいいのか悪いのか、よくわからなかったのですが、周囲から「良かったよ〜」とか言われることが多くて、「ああ、こんな話で良かったんだな」と思いました。そのうちだんだん期待されるようになっちゃったから、期待を裏切らないような「いい話」を提供しなきゃな、というプレッシャーを感じて、最近の方が緊張します。
 でも、ここ最近の3回で、主賓スピーチ1回と乾杯発声2回を仰せつかり、3回とも誉められました。それも「直井さんのスピーチ、いいって聞いてたから楽しみにして来たんだけど、正直これほどとは思わなかった」 「噂には聞いていましたが想像以上です。こんな名スピーチ見たことありません」とまで言われたから、やっぱり私は上手なのでしょう(笑)。私のスピーチの組立は至って単純です。新郎側であれば、@新郎の人柄を褒め称える Aそんないい奴なので、奥様これからよろしくね・・・の二段論法だ。新婦側でも同じ、ただ男女が逆になるだけです。

 具体的な組立て方の前に、まず絶対にやってはいけない、悪いスピーチを紹介しよう。設定は新郎側主賓とします。
(1)新郎を落とす、斬る・・・。これは友人スピーチでも同様で、「こいつは元々女癖が悪くてね」とか「橋の上から小便したり、一緒にバカやってた頃が懐かしい」とか、絶対ダメ!列席されてる親族が聞いたら気分を害すること間違いなし。誉め殺しくらいがちょうどいいと思ってください。
(2)上司で管理職(社長とか校長)に多いのが、自分の会社の業績を自慢したり、今後の経営戦略を話し出すパターン。こういう人々には「今日はアナタの会社の創立30周年記念パーティですかぁ〜?ち〜が〜う〜だ〜ろ〜!」と言ってやりたいです。要するにTPOが判ってないという、最も基本的なダメパターン。
(3)「結婚生活とは」「夫婦とは」とかを、人生の大先輩として説教調で述べる人。これは後で新郎新婦だけのところへ行って、3人だけで話したらいいと思うんだけどな。会場にはもっと大先輩もいるだろうし、多くの人が求めている話題とは思えん。
 これら「悪い例」がなぜ悪いのか。それは一言でいうなら、オーディエンスのニーズに思いを馳せていないってことじゃないかな。特に教員は、話し出すと悦に入って蕩々と喋り続けた挙げ句、「簡単ではございますが」とかで締めくくるから、一番嫌われます(泣)。

 私が主賓として話すべきことは、新郎の素晴らしさを会場の皆さんに知ってもらうことで、それも、私しか知らない私だけが見てきたエピソードをまじえながら紹介します。新婦の人柄はわからないし、たいていの場合はこの日が初対面。だからそんな女性を前に説教とかあり得ないから、言えることは「新郎をよろしくね」だけなのです。
 最後に、話がダラダラ長いのは例外なくダメです。ポイントを押さえて短く!これは良いスピーチの絶対条件だと思う。
オマケを一つ・・・私が最近使う乾杯スピーチの冒頭部分。「あ、皆さん、まだグラスをお持ちにならない方がいいですよ。私は話が長いですから、手が疲れますよ」 と言います。これで少し場が和んで、実際には短くスカっと終えますから、「いいスピーチだった」と思われるには、これだけでも十分な位です。 あ〜あ、スピーチ代行業でも始めようかな。話の長い校長先生でお困りの方はご相談ください(笑)

12月11日 生演奏付き結婚披露宴の舞台裏

 昨日は同僚のK先生の結婚披露宴でした。K先生は一緒に吹奏楽部顧問をやっている間柄で、ドラムの名手でもあるので、当然のように出し物は生演奏の連続で、ほとんどライブイベントと化します。私の交友関係は基本的に音楽関係者ばかりだから、披露宴に呼ばれる時は、ほぼ演奏アリなので、今回の形式は私にとってはむしろ標準タイプといえます(笑)。しかし、当然ほとんどの皆様にとって、これは全然標準なんかじゃないから、物珍しさでいっぱい。皆さんの関心の的は意外にも「この楽器、どうやってここまで持って来たの?」だったぁぁっ!「僕の車で運んで来ましたよ」「これ全部入るんですか!?」 昨日一日で、何回この質問をされたことだろうか(笑)。だって、お店のスタッフからでさえ同じこと訊かれたもんな(笑)。では昨日の仕込みの様子をレポートしよう。

 会場は渋谷のレストラン「レギャン」。ううう、料理美味しかった。思い出すだけでもうっとりするな。出演バンドは2つ。ドラム、ベース、ギター×2、キーボードという極く標準的な編成。両バンドともドラムを叩くのは新郎です。あと、新郎のSAXソロを私がピアノ伴奏するという、都合3団体で、新郎は出ずっぱり(笑)。使用する機材は、ギターは各自持って来るから、ドラムセットとアンプ×4だけ。「だけ」っていうのは、私の感覚からすれば随分少ない方だから。吹奏楽の輸送だと、演奏者も10人とか20人とかだし、管楽器も大量に乗せて、本当に車の中が機材で埋まります。今回の量はステップワゴンの最後列スペースだけで入る量です。つまり、これだけ積んだ上に、人間もあと4人乗れるということ。
 楽器が意外とコンパクトにたためる物だということは、あまり知られていないようです。ドラムセットはスタンド類を全部たためば、軽自動車でも楽々運べます。先日、「題名の無い音楽会」で、マリンバを分解してみせてたな。あれ、普通車(セダン)に積めます。コントラバスは折りたためないけど、普通車に積めるんですよ。ハープだけはちょっと無理みたいだけどな。

 会場が高層階の場合、エレベーターで運びますが、一般のお客さんと同じエレベーターを使ったら大迷惑。だから関係者専用の業務用エレベーターを使わせてもらいます。これって思いっきりバックヤードに到着するから、まさに舞台裏が覗けちゃうのだ。披露宴を演出するための小道具の数々(インチキケーキ等)が無造作に置かれていて、ううう、見たくなかったぁぁっ!(笑)。今回開宴は12時でしたが、バンドのリハーサルは11時から。っていうことは、セッティング開始は更に1時間前の10時、搬入開始は9時半。ただし、初めての会場だから、車を停める場所一つとっても不安材料だらけです。ろんなトラブルに対処するには、とにかく余裕あるタイムテーブルで動くしかないので、今回は9時に搬入開始して、10時にはセッティング完了しました。新郎と一緒に黙々とセッティングしてたら、会場スタッフの皆さん結構冷たくて、変な空気を感じていたんだけど、後で聞いたら、私を音響会社の人か何かだと思っていたらしい(笑)。まあ、これもしょっちゅう経験することだ。主賓スピーチや乾杯の音頭の打ち合わせで、司会のお姉さんがやってきて、「先ほどは失礼いたしました!ゲストの方とは知らず・・・」と恐縮されます(笑)。

 このような裏方的な仕事は、私は実は好きな方で、当人たちの一生の思い出になる記念イベントを演出することに、凄くやりがいを感じるんだよな。結婚披露宴の司会をたくさんやるうちに、そういう気質になったんだろうと思うし、だからスタッフの皆さんも、私から同類のオーラを感じちゃうんだと思います(笑)。次回はいよいよ披露宴スピーチのコツを伝授します。

12月 2日 独り暮らし時代への郷愁

 何年か前ですが、一時期、毎晩のように小島ハイツの夢を見たことを、このコーナーでも報告しました。小島ハイツは私が10年間独り暮らしをしたアパートです。夢判断するまでもなく、原因は解っていました。息子が勝手に私のパソコンを使ったりして、私のテリトリーの独立性が失われかける危機的な状況があったのです。だから、夢のストーリーもほぼ決まっていて、私が部屋に戻るとカギが開いていて、見知らぬ若者たちが我が物顔でたむろしている、というものでした。息子の実行支配を認めず、領土拡大を断念させて・・・っていうか、単に息子が自分のパソコンを買っただけなんだが・・・私も変な夢を見ないで済むようになっていたのですが、最近再び、小島ハイツが頻繁に登場するようになったのだ(汗泣謎)。

 一番変ちくりんだった夢は、小島ハイツ前に大勢の人々が集まっていて、年齢的には私と同世代と思われるオジチャンオバチャンたち。みんな口々に「懐かしいわねえ、昔のまんまだわ」とか話してる。やがて案内人らしき人が現れて、「それでは皆さん、それぞれのお部屋へどうぞ!」と言うと、みんなぞろぞろ入って行く。「青春時代にタイムスリップ」みたいな企画のツアーなのかな?私も203号室の玄関を開けて入ってみると、あら不思議、私が使っていた家具類やら寝具類がすべてそのまま残っていて一瞬嬉しくなるも、すぐにこれはオカシイと気づく。引っ越す時に運んだり捨てたりしたのは間違いない。だとするとこれは・・・夢?私はよくあるんですけど、夢を見ている最中に「これは夢だ」と気づくパターン(笑)。

 こんな夢を見る原因は何だろう?最近の我が家の生活には不満は無いです。しかし「不満は無い」という状態まで来る間に、無理が積み重なったのかも・・・という気はする。玄関で靴を脱いだら下駄箱にしまう・・・これ、我が家の鉄の掟の一つなんだけど、私は何年か要して最近ようやく言われなくてもできるようになりました。実際、すっきりした玄関を見ると、この掟の正しさを納得できるし、掟の番人であるかみさんには感謝こそすれ、恨みなんて毛頭ありません。でも私の潜在意識の奥深くに、どこに何を脱ぎ捨てようがオールフリーだった時代を、懐かしんだり羨む気持ちがあるんだろうな。

 独り暮らしとは、無人島で生活してるのと同じくらい自由で、全てを支配下に置く国王です(笑)。息子は現在、独り暮らしを始める準備中。存分に絶対王政を味わって、もはや君臨する立場に飽きたら良きパートナーを見つけて、家族が増えて自分のテリトリーが脅かされる頃、独り暮らし時代のアパートが夢に出てくるでしょう。歴史は繰り返される(笑)

11月13日 先生、好きになってもいいですか

 なんて言われてません。誤解なさらないように!(笑) あ、ずっと昔でしたら、似たようなこと言われたことありますけど(笑笑)。
 これは映画のタイトルです。この怪しいタイトルに引き寄せられるように、今日ちょいと観てきましたので、感想を一言。ネタバレありますので、これから観ようと思ってる皆さんは、この先を読まないでください。

 女子高生が先生に恋しちゃう設定の物語、古くは「高校教師」なんてのがありました。今年、有村架純と松潤の「ナラタージュ」、そして広瀬すずと生田斗真の「先生、好きに・・・」と、2本連続で登場だから、最近ブームなのかな?さて今日の映画、結論から言うと、生田ファンとすずファンにとっては、大満足の1本だろうな。ストーリーがどうとかは別にいいから、ひたすら好きな男優女優を大画面で観るために1800円払う・・・って有りでしょ。それ以外の感動を求めるのならば、う〜ん、ちょっと残念な内容かな。ドラマ「仰げば尊し」もそうだったけど、私はリアル教員なので、どうしても現実にはあり得ない描写が目についちゃうし、心配になるんだよな。この映画に素直に感動して、勇気を出して先生に告白しようという生徒にクギを刺す意味でも、最も問題の多いシーンから斬らせていただきます。

 それは、屋上での「チュー写真」がツイッターで拡散されちゃって、生田先生が職員会議で糾弾されるシーン。実際の学校では、該当の先生は自宅待機となり、職員会議ではなく教育委員会が処分を決めます。その結果は「転勤」ではなく「懲戒免職」ですので、お間違えなく。だから、いつ誰が来るかわからないような屋上なんかでチューしません(笑)。百歩譲って(何を譲るんだ?)、どうしても校内で逢い引きするなら、教科の準備室あたりですが、これだって特定の生徒がいつも出入りすれば、それだけで十分怪しまれます。じゃあ学校外なら大丈夫かっていうと、先生はある意味、芸能人みたいなもので、こっちが知らない相手からも顔を知られてるんだよな。だからよほど学区エリアから離れない限り、密会は不可能なのだ。

 ラストシーン・・・卒業式直後、転勤しちゃった生田先生が、なんと正門前に現れて、すずちゃんを迎えて手を繋ぐ!卒業したら堂々と交際する・・・にしてもだな〜、これは無い!そもそもこの生田先生、恋する以前に問題多すぎ!常に第1ボタン開けててネクタイ緩いし、昼寝してて授業すっぽかすし、生徒の前で同僚の先生を呼び捨てするし、文化祭の忙しい最中に屋上で仕事サボってるし・・・。こういうダラシない系キャラがモテる、ということは考えにくいです。生徒の目は意外と厳しくて、若くてイケメンだから女生徒からモテる、という単純な図式は成り立ちません。いや〜、いつも思うけど、映画作りながら現場の先生たちに意見求めたりしなかったのかな。ドラマ「高校教師」の時は、気持ち悪いくらい良く出来てて驚いたもんだけどな・・・。

 最後に、「先生、好きになっていいですか?」なんて普通は訊かないな。「いいですか?」に対する答は「だめ〜」しかないですよ。実際は「先生、好き〜!」しかあり得ないですけど、先生方の方におかれましても、免職にならぬようくれぐれもご注意ください(笑)。

11月 5日 大盤解説
 

 大盤解説っていう言葉、囲碁や将棋に詳しい方しか、ご存じないと思います。上の図は名人戦の対局風景で、この様子だけ見ていても、どっちが勝ちそうなのか、お互いの頭の中ではどんな作戦が渦巻いているのか、素人にはさっぱりわからん。そこで、次の図のように、一般のファン向けに、プロ棋士がリアルタイムで解説してくれるのが「大盤解説」です。

この、リアルタイムっていうのがいい所で、今まさに何を考えていて、今放った手はどんな狙いがあったのか・・・。解説が上手いと、ハラハラドキドキだし、勉強にもなる。聞き手のアナウンサーは、素人目線で素朴な質問を連発するけど、あんまり初歩的な質問じゃダメだから、相当強い人にしか務まらん。実際、毎週テレビで聞き手を務めていたある記者は、将棋を指さないのに三段くらいの実力になっちゃった、と言ってました。そんな素晴らしい大盤解説という学習方法を、将棋以外のジャンルでも取り入れたらいいんじゃないの?ってふと思ったら、そういう動きはあるようです。
 
 動画をあさってたら、カラヤンとベルリンフィルのリハーサル風景を、小澤征爾が大盤解説してるのを見つけました。ううう、これは取り入れるしかない。つい先日の合同練習にて。30名余の高校生を相手に指揮するのは、新進気鋭の若手プロSAXプレイヤーの I さん。少し離れた場所で、スコアを広げて見守るのは、私と20代の先生方2名。Iさんが何か指示を出したり指揮するたびに、私が解説を加えたり、先生方の疑問に答えたりして、ううう、素晴らしい研修会だ。
 医療の現場では、こういうのはけっこう普通にやられていて、外科手術の様子をみんなで見ながら、大先生の解説を聞いたりするようです。内科の診察風景でもやるらしいな。
 授業の様子を大盤解説するのは、塾や予備校では普通にやるけど、僕ら都立高校では、授業が終わった後の感想戦だけだな。リアルタイムの大盤解説の方が役に立つと思う。
 
 最後に・・・。何かを勉強するというプロセスは、その道の達人が何かやってて、それを素人が見て、いろいろ疑問が湧くから、他の達人に訊いて説明してもらう、という大盤解説的なのが効率がいいと思います。いろんな授業に応用できないかな、と思うこの頃です。

10月25日 カード決済の音

 息子が「昨日は吉祥寺、今日は下北沢、明日は横浜、明後日から大阪、来週は仙台・・・」みたいな生活をしているのを横目に、私は職場と自宅とスーパーマルフジを三角形で結ぶ生活(笑)。この三角形は、ほぼ二等辺三角形で、辺の長さは8km、8km、2.5km位。ううう、狭すぎる(泣) そんな三角形の、重要な一つの頂点にあるマルフジが、衝撃の発表を行ってから1年が過ぎました。

 1年前・・・マルフジから突然の通告。「マルフジカードは使えなくなります。お早めにコジカカードに切り替えてください」 今まで貯めたポイントを全部無効にされるとかじゃなくて、単にカードが新しいタイプのものに変わるってだけのこと・・・なんだけど、問題はカードの名称だ。コジカカードって、何じゃそりゃぁぁっ!
 実は私、この手のカード類が大の苦手です。ポイントが貯まったり、小銭ナシで支払えるのは便利で嬉しいんだけど、問題は決済時に発せられる音です。suicaで何かしようとするたびに、「ピピッ」という音が鳴るでしょ。あれって2500Hzくらいの、よく家電とかでも使われる音域ですね。言われてみれば、「洗濯が終わりました」「ご飯が炊けました」を知らせるブザーと同じ音でしょ?なぜこの音域なのかとっていうのは簡単。人間の聴覚にとって、強烈に感じやすい音だからで、つまりそれは不快な音でもあるわけだ。
 「ピピッ」じゃ不快だし、味気ないから、みんなが笑顔になるような効果音を使おうってことになったのかな。イオンモールに行ったら、みんなWAON(ワオン)というカードを使ってました。決済時に犬の鳴き声で、「ワオン!」と言います。ううう、最悪だ。私、犬の鳴き声、嫌いなんです。でもワオンはまだマシだ。いなげやで使われている、ひよこの鳴き声が出るやつ・・・あれこそ最狂最悪だ。「ピヨピヨッ」ってて短く発音するんじゃないんだよな。ゆっくりと「ぴ〜よ〜ぴ〜よ〜っ」って言うので、「そんな鶏おらんわ!なめとんのか!」って叫びたくなるな。
 そんな酷いカードに混じって、素晴らしいカードも出現した。それは楽天の「Edy」だ。「シャリーン」という音が、何とも心地よい。ほ〜ら、やればできるじゃんか!何がワオンだ!何がピヨピヨ〜だ!シャリーンを見習えってんだ!とか言ってる矢先に「コジカ」ときたもんだ。もう使う前からわかってんだよ。新しいカードはどんな変ちくりんな鳴き声を発してくれることやら。待てよ、そもそも子鹿って何て鳴くんだ?奈良公園でちゃんと聞いときゃ良かったな。かくして、コジカカードを使う日がやって来たわけだが・・・。

 ううう、素晴らしい!子鹿は鳴かなかったぁぁっ!決済時の音は「Edy」と似てるけど、もうちょい短めの「ジョワン!」。あと、カードをかざしてからの反応が異様に速いのが特徴。ワオンなんて、「鳴くまで待とう」状態で、せっかちなお客さんは皆、ワオンを何度も当て直してるもんな。カード内のICチップに、相互誘導で電気エネルギーを供給して起動するしくみは同じはずだから、なぜこんなに差が出るのか謎だ。というわけで、私は快適なマルフジライフを満喫することができております。

 

大磯町の給

10月17日 まずい給食は本当にまずかったのか?

 大磯町の給食がまずいまずいの大合唱の末、中止に追い込まれまれたというニュースに、違和感を覚えるのは私だけでしょうか?

 私自身が生徒の時代か、中学校教員になった後のことだったか、記憶が定かではないのですが、保護者が給食を試食するイベントがあったような気がします。日頃、子供たちがどんな物を食わされているのか、興味津々でしょう。ほとんどのお父さんお母さんたちは、感動しながら「お前たち、毎日こんないい物を食ってんのか!お父さんが子供の頃はなぁ・・・」みたいな感じ。ただ、それは私が子供時代も同じで、「お前ら牛乳なんて贅沢な物を飲んでるのか!お父さんの頃は脱脂粉乳だったぞ!」とか言われました。脱脂粉乳なんて飲んだこと無いし、見たことすらないから、私にとっては幻の超マズイ飲み物だ(笑)。要するに給食のレベルは年々上がってるわけで、大磯のまずい給食も、大人達が試食して「ああ、こりゃダメだ。昭和世代の給食よりマズイぞ」っていうのなら、本当にまずいのでしょうけど、実際のところどうなんだろ?ここから先は、あくまで私の想像です。

 この件で私が真っ先に思い出したのが、「ドクターペッパー」のことです。50代の皆さんは、これが発売された頃の事を覚えているでしょう。清涼飲料水のラインナップ「コカコーラ、ファンタオレンジ、ファンタグレープ、スプライト・・・」 そこに突如現れたドクターペッパーは、どんな果物とも違う、独特の風味を持っていました。私なんか普通に買って飲んでいましたが、突然この飲み物の受難が始まります。比較的発言力が大きい誰かが、「ドクターペッパーはマズイ!人間の飲み物じゃない」みたいな事を言ったのでしょう。個人の感想だから、どう言おうが別に構わないんだけど、問題は他人への攻撃を伴うことでした。「うわ〜、こいつドクターペッパー飲んでるぅ!」 子供の世界は不思議で、こうなってくると、みんなで「ドクターペッパーまずい」に同調しないわけにはいかないのです。暗黙の「ドクターペッパー不買運動」は、小学校の枠を超えた拡がりを見せたらしく、ある時、多摩平商店街では、山と積まれた缶入りドクターペッパーを無料で配布していました。これってもはや、ドクターペッパーに対するテロ攻撃だな。

 さて大磯の給食に話を戻します。繰り返しますが、私の想像です。
 実は、それほどまずくなくて、人には言えないけど、まあ普通に食べられるレベルと感じていた子も多いんじゃなかろうか?残さず食べたりしたら、「お前んちのメシがよっぽどまずいのか?」とか中傷される危険を感じて、本当は完食したいのに無理して残す子もいたのでは?そんな気がしています。私は実際に食べてみていないから、違っていたらごめんなさい。
 ただ最後に一言。百歩譲って、給食が超まずかったのが事実だったとしても、うちの息子にだったら「まずいとか贅沢言ってんな!食えるだけでありがたいと思え」って言うと思います。

10月11日 演奏会の種類

 吹奏楽を初めとして、いろんなコンサートに年間何回も出演しています。それらに序列を付けたくはないところですが、手間のかけ方に差があるのは事実だから、本番当日の気合いの入り方にも、どうしても差はついてしまいます。手間暇かかるチャンピオンは、コンクールだと思われがちですが、実は違って、何と言っても定期演奏会です。
 コンクールって1曲か2曲しか演奏しないし、曲の練習に取りかかるのは6月頃だから、どちらかと言えば短期決戦なんだよな。そこへいくと定演の方は、半年くらいかけて10曲くらい準備するから、長丁場です。お客さんの層を較べてみても、コンクールは我々の演奏目当ての客なんて数人しかいないし、退屈な演奏をしちゃったところで、むしろライバルたちから喜ばれるくらいなもんだ。しかし定演は、全員が我々の演奏を聴くために、わざわざ来場した人たちです。絶対に退屈させるわけにはいかないのだ。定演の指揮者を務める時は、その責任を強〜く感じるので、凄く気合いを入れます。前日から徐々にテンション上げて、当日のリハでレベル1、本番1分前の舞台袖でレベル2、お客さんにおじぎして、演奏者の方に振り向いてレベル10って感じ(笑)。

 手間をかけない本番もたくさんあって、秋〜冬のシーズンには毎週本番なんてこともあるから、1週間で7〜8曲練習して本番、終わった翌日から別の7〜8曲を練習して6日後に本番・・・なんてペースだと、仕上がり方が雑になりそうな気もするけど、案外そうでもない。むしろ時間が無いことがわかりきってる中での練習だから、集中力は何倍も増加します。定演の曲は、持ってる力の95%くらいから先を上げて行くのに時間を使う感じだけど、1週間で作る本番は、とりあえず全曲を95%まで引き上げることを最優先。どうしても上がらなくて、お客さんに提供できるレベルでは無いと判断すれば、あっさりと難しい箇所カットとか、最悪「曲変更」も辞さず。週1で練習する社会人バンドでは、毎週本番だと当日午前初見、午後本番とかにならざるをえないので、練習の集中力はMAXになります。

 手間をかけてもかけなくても、集中力で本番を乗り切るのは同じですが、やっぱり手間をかけた方には感慨深いものがあります。先日は社会人バンドの定演でしたが、リハ開始前にステージ上でメンバーがウォーミングアップする姿を見て、これまでの数々のシーンを回想しながら、今日の客席にいるすべてのお客さんと、ステージ上にいるすべてのメンバーに、最高の1日をお届けするぞ〜と意気込むのだ。
 というわけで、次は3月の定演に向けて、更には来年の定演に向けて、お客さんにどう楽しんでもらうか、そのためにプレイヤーにどんな演奏を指示するか・・・を考える日々がスタートしました。どうぞ皆さん、今後の演奏会もお楽しみに!

9月23日 山人黒針(さんじんくろばり)

 釣りキチ三平に登場する「毛針山人」は、それはそれは見事な飾り付けを施した毛針作りの名人。空中を舞う虫そっくりなのはいいのだが、やがてその装飾部分が魚を釣る上で邪魔になるケースがあることに気づく。そこで考え出されたのが、余分な飾りをすべて取りのぞいて黒い糸を巻き付けただけ、極限まで単純化された山人黒針であった。
 ううう、ジャズも似たような歴史をたどったな。目まぐるしく移り変わるコード進行に合わせてアドリブする「ビバップ」は、結局のところコード進行の制約を受けていることになる。モードジャズは、プレーヤーたちがその制約から解き放たれて、魂の赴くがままにアドリブするために、曲全体を通して1つか2つのスケールにまで単純化されたものだ。私もたまにふざけて「モードジャズ!」とか叫びながら弾くが、ほぼ確実にただのメチャクチャで終わる(泣笑)
 絵画や詩や、どんな芸術でも、きらびやかで複雑な作風から、とことん単純化に移行するのが流行ったりする。たくさん飾り付けるのは、それはそれでゴージャスだ。単純化された作品は、ズバっと力強い主張が湧き出る感じ。どっちがいいとかは言えない。

 芸術とは違いますが、日常使われる言葉も、時代の流れとともに単純化されることがあります。「こんにちは」を早口で言うと「ちわー」に聞こえるもんだから、やがて「ちわー」だけしか発音しない人が増えたり。「ありがとうございます」は、いつの間にか「あざーす」で通じるようになったわけだ。あくまで私の予想ですが、10年後の日本では「ちわー」は更にスリム化され、「わー」か「ちゃ」に。「あざーす」は「ざす」に変化しているでしょう。こういうのって、必ず時代の先端を行く人がいて、それに人々が追随するものです。
 「いらっしゃいませー」を朝から晩まで発音していると、どうなるでしょう・・・。何年か前から、マルフジ東青梅店のある男性店員さんか、店内の通路で私とすれ違うたびに「せ〜」と声をかけて来ました。「せ〜」は、やや長めに伸ばし、尻上がりのイントネーションです。これが「いらっしゃいませ」として使われていることは、もちろん通じています。でも、でも「いらっしゃいま」までは明らかに発音されていない。そして、なななんと、最近ではこの店員さん、サ行の子音すら省略して「え〜」↑に変化してきた(笑)。この人こそ時代の先端を突っ走っていると言えよう。
 今日もマルフジに寄って、ふと山人黒針の話を思い出しました。以上!(ううう、中味の無い記事が続く・・・)

8月29日 親子の会話

 8月22〜24で札幌・旭川、25〜27で能登半島に行きました。現地の人たちと一緒に演奏することが主目的の「演奏旅行」で、その詳細報告は別の機会に譲るとして、とてもよく訊かれる質問・・・「旅行中、お父さんと息子って、どんな会話をするの?」・・・現地ではたくさんの人に会いますが、移動中は親子水入らずになる時間帯が多く生じるのは確かです。今日はこれにお答えしましょう。

 【回答】必要な事について会話する(笑)

な〜んだそりゃ、熟年夫婦と同じじゃねぇか!ん〜、まあそうなんだよな。子供が幼稚園とか小学校低学年くらいだと、いろんな物珍しさで、子供の方から「お父さん、あれなあに?」みたいな感じで話が弾むんだろうけど、うちはもうすぐ20才ですからね〜。それでは、8月22日、羽田近くの「サン・パーキング」から、旭川空港到着までの親子会話を密着レポしてみよう。

サンパーキングに到着!
父「おい、着いたぞ、起きろ!」
子「ん?あれ、ここどこ?」
父「北海道に着いたぞ」
子「あ〜、それは無い」

送迎バスに乗車
子「空港まで送ってもらうの?」
父「いや、これで青森まで走ってフェリーに乗る」
子「明日になってまうわ!」

羽田空港に到着、時刻は8時半。
子「腹減った。保安検査通った先でも朝飯何か食べられるかな・・・」
父「ひよこのお菓子は必ず売ってる」
子「んんん、ひよこじゃ腹の足しにならないっしょ」
父「12個入りとかあるぞ」
子「もうええわ」

新千歳空港に到着、預けた荷物を取りに・・・
父「今日は混んでるから、係員がコールして受け取る方式だな」
子「番号で呼ばれるの?」
父「いや、ひさかたの〜とか読まれたら、自分のだとわかった瞬間にハイって言って取る」
子「もうええわ」
父「上の句で反応できないと、他のお客さんに持っていかれちゃう」
子「はいはいはい」

時刻は12時。
父「レンタカー借りる前に昼飯にしちゃおう」
子「白い恋人を売ってるよとか言うでしょ?」
父「おお、よくわかったな。30枚入りを買って半分こにしよう」
子「はいはいはい」

え〜、基本的に会話ネタの絶対量が不足しているため、このような必要最低限の事務連絡に終始してしまいます。質問してくださった皆さん、拍子抜けしたこととお察し申し上げます。旅行記をお楽しみに!

8月15日 吹奏楽コンクール表彰式での歓声

 今年も吹奏楽部の熱い夏が終わりました。うちは昨日が本番で、いつも練習をご一緒しているお隣の学校も、たまたま同じ日だったため、両方の表彰式に参列しました。昔から思っていたことですが、金銀銅の3段階評価を発表された瞬間の歓声の上げ方について、連盟総会で意見を述べた上、ある提案をしようと思います。これを読んでいる皆さん、どうか全力で応援してください。

【これまでの問題点】
(1)理事の方が「歓声は盛大、かつ短めに!」と注意しているのに、いくつかの金賞団体の歓声は余韻を引きずっている。歓声継続時間について厳しい規制を設ける必要があるぞ。
(2)金賞を貰ったのに歓声を上げない団体がある。強豪校だから、予選金賞くらいでいちいち喜ばないのは解るが、「オレ達にとっては当然の結果だぜ」という、ちょっと嫌味な印象を受けるんだよな。毎年金賞でも、やっぱり喜びを表してほしいな。
(3)「銅賞」の発表時、一瞬静まってからパラパラと始まる拍手・・・健闘を讃えるという意味で美しい拍手なんだけど、銅賞の当事者からすれば哀れみにも聞こえちゃうんです。銅賞はビリ、これはどうしようもない事実。もらって嬉しい人はいない。あの拍手を吹き飛ばすような歓声、いや悲鳴を、銅賞団体も上げようではないか!
(4)微妙なのが銀賞だ。金賞に負けないくらいの歓声を上げる団体も、たまに存在するが、歓声は結果的に、銅賞常連だったのを自ら宣伝することだから、実はちょっと恥ずかしい。「キャーッ!」って言いかけて、慌てて飲み込んだ「ヒャッ」みたいな声が聞かれることがあるが、あれこそ銀賞団体の素直な気持ちが現れた、非常に好感の持てる歓声だ。
「銀賞」に対して「ええ〜っ」とか「あ〜」の溜め息・・・これは強豪校栄光の時代が終わりを告げて没落が始まった合図だ。その学校の関係者以外の人々を「ざま〜みろ」という気持ちにさせてしまう。銀賞では「ヒャッ」がベストだが、せめて無反応で耐えるべきだ。

【歓声に関するガイドライン案】
(1)金賞団体は、必ず全員が「キャー」と叫ぶものとする。「キャー」の継続時間は1.0秒以上〜1.5秒まで。
(2)銅賞団体は、必ず全員が「いや〜」と叫ぶものとする。継続時間は金賞のキャーと同じ。
(3)銀賞団体は、客席にいる中の生徒からあらかじめ選ばれた2名が、短く「ヒャッ」と発声する。

補足:以上のガイドラインに罰則規定は設けず、あくまで努力目標とするが、円滑な大会運営に不可欠な内容であることから、違反団体に対しては、連盟から指導を行うものとする。
 金銀銅のどれがコールされても、即座に正しいリアクションが取れるよう、部員全員で繰り返し練習しておくことが必要なのは言うまでもない。特に銀賞要員の2名は早い段階で選抜し、不自然でない「ヒャッ」を確実に発せられるよう、入念に準備すること。

以上なんですが・・・。やっぱり、誰か私の代わりに提案してくれ(笑)

8月 9日 今年のコンクール練習

多くの吹奏楽部員や先生方は驚かれると思いますが、今年はこんな練習日程で進めています。

7月
20(木)終業式サマコン本番&合宿のための荷造り
21(金)〜23(日)3連休
24(月)〜27(木)合宿3泊4日
28(金)〜31(月)4連休
8月
1(火)翌日に控えた交流発表会に向けて集中練習
2(水)交流発表会&昼食会(午後は休)
3(木)発表会を終えて反省ミーティング&猛練習
4(金)〜6(日)3連休
7(月)ほとんどパート練習
8(火)ほとんど合奏
9(水)ゲスト講師による合奏レッスン
10(木)休
11(金)〜13(日)は、さすがに休まない。
14(月)コンクール当日
・・・と、こんな具合です。

ここ数年、毎日長時間練習しない方が、逆にうまくなるんじゃないか、という仮説を検証したくて、夏休みの練習時間を年々減らしてきました。7年連続銅賞の分際で何やってんだ!って言われそうですが、今年の日程は私のこれまでの経験上、ベストだと確信できました。要するに、負荷の高い練習と、十分な休息を交互に入れる方が、密度が高い練習になると思うのです。私自身もかつて切羽詰まって、極限的な長時間練習に挑んで逆効果の憂き目を見た経験があります。
 
さて1日の流れの方ですが、集合9:30 終了は15:00です。
乗って来ちゃったらコンクール曲オンリーで、延長戦に突入することもあるけど、お腹一杯気味だったら15時前でも打ち切って、宝島を吹いたりする。お腹一杯なのにご飯もう一杯おかわりしたら、気持ち悪くなっちゃうけど、デザートは別腹だ、という理屈(笑)
最後に強調したいのは、1時間練習するより10時間練習する方が10倍うまくなる、とは限らないということです。たぶん勉強やスポーツも同じで、短時間で集中的に練習する方が効果的だし、社会に出て役立つスキルは、むしろそっちだよな。
というわけで、もうコンクール直前だから手遅れですが、1日10時間練習し放題という環境にある学校の皆さんも、意図的に活動時間を制限して、集中力の方を磨くことをお勧めしたいです。

7月27日 今年の合宿所

 今年の、っていうことは、去年と違う場所であることを意味し、実際一昨年とも違うので、現3年生は入学以来、毎年違う場所で合宿をやったことになります。本当は毎年固定できるのがベターなんですが、うちの学校のような合同形式だと、年によって参加する部の種類や人数も大幅に変わり、新たな要望もどんどん出されるから、安定期に入るのに相当な年月を要します。新たな合宿所を開拓する時は、まさしく賭けであり、中でも吹奏楽部の練習場に関しては、「開けてビックリ何じゃこりゃぁぁっ!」という経験を何度もしてきました。だから今年も、もはや期待なんかせず、むしろ「伝説になるくらい過酷な状況の方が、笑い話のネタとしてはインパクトあるぜ!」みたいな、逆の期待をしたくらいです(笑)。紹介された練習場の名は「坂井銘譲」。「むむっ、何ですかそれは?」 「酒屋さんの倉庫だそうですよ」 うぉ〜、来たかぁぁっ!窓ガラスが無くて床が抜けそうな体育館とか、椅子が置けない大広間とか、いろいろあったけど、酒屋さんの倉庫にはかなわないだろう。ビール瓶がケースごと山のように積まれている隙間に譜面台を組み立てて合奏・・・そんな風景を思い浮かべながら、私は生徒たちより一足先に「坂井銘譲」さんに向かいました。

 

 この建物が練習場・・・。倉庫っていうより「蔵」だな。何年も人が足を踏み入れてない・・・そんな雰囲気さえ漂う。いよいよもって、嫌な予感は的中だろうか(汗)。

「こちらですよ〜」と案内された先には、倉庫の入口が!
うぎゃ〜っ!合奏場っていうより、肝試し会場じゃんかぁぁっ!(笑)
中は薄暗くてひんやりします。「あの〜、これ以上は明るくならないんですか?」
「ええ。照明はこれだけです。でも、上の窓を開けると明るくなりますよ」
高いところにある木の窓(もちろんガラスなんか入ってない)を、竹の棒を使って器用に開けてくれました。自然光を取り入れて、多少明るくなったけど、本当にここで練習が出来る気はしない。でも、ふと気が付くとピアノが置いてあって、ステージらしきものがあって、椅子も何十脚もある・・・。「もしかして、ここでコンサート開いたりしたことあるんですか?」 「ええ。ちょくちょくやっていますよ。演奏家の皆さんには、このホールの音響がとても好評でねえ」 「え〜っ!」 ちょっとピアノを弾かせてもらったら、わ〜お!むちゃくちゃいいじゃないっすか!
 

実際に合奏練習を始めてみると、二度、いや三度くらいビックリでした。わんわん残響が多すぎるわけでもなく、各楽器の音がクリアに聞こえて、ちょうどいい響きなのです。ハッキリ言って、凄く良い練習ができました。コンクール直前に全国の強豪校がここに練習しに来てもおかしくないな。っていうより、ここでコンサート開きたいわ。いや〜、練習場は、見かけによらない。唯一難点と言えば、酒蔵見学の順路上にあるので、観光客がのぞいて通ることです。まあ別に気にしないんだけど、中には「何時開演ですか?」って聞いてくる人も(笑)。「いや、ただの練習です」って答えると、なんか寂しそうに去って行くから、申し訳ない気持ちになっちゃったな。よ〜し!やっぱりやろう(笑)。来年は事前にポスター貼ってもらって、合宿最終日はお客さんを入れての本番とします。

 というわけで、練習環境は大当たり。宿舎のお風呂は「源泉かけ流し」の硫黄温泉。生徒たちも早起きして朝風呂に殺到するほどの、大当たり風呂。なかなか良い合宿になったと思います。

7月15日 続・爪の垢を煎じて飲むと・・・

 (昨日の記事の続きです)
 探偵アベリーが行った捜査方法は、至って簡単なものでした。2回に分けて丹伯くんとディ奈ちゃんをホームパーティに誘い、2人の皿に代わりばんこに下剤を混ぜたのです。1日目・・・丹伯くんだけが下剤入り料理を食べさせられ、翌日は腹痛で学校を休んだため、登校したのはディ奈ちゃんだけでした。落書き事件は、いつも通り起きました。2日目・・・今度はディ奈ちゃんの食べた方が下剤入りでした。ディ奈ちゃんは翌日欠席、丹伯くんだけが登校しました。事件は起きませんでした。その後同じパーティを何度開催しても、ディ奈ちゃんが休んだ日だけは、事件が起きないので、探偵アベリーは「ディ奈ちゃん、犯人は君だね?」と言いました。しかしディ奈ちゃんは、「いいえ、これはただの偶然だわ。犯人が事件を起こさなかった日と、私が欠席した日がたまたま一致しただけよ」と反論しました。探偵アベリーは、ディ奈は限りなく黒に近いが、状況証拠だけでディ奈の犯行を立証するのは難しいな、と感じました。

 アベリーと同様に、この事件を追いかけていた探偵がいました。最強コンビ、ハーシー&チェイスの二人です。二人は、丹伯とディ奈の食べ物の好みに目をつけていました。丹伯は肉が好きだが、甘い物は全く苦手。逆にディ奈は肉類には見向きもせず、甘い物は際限なく食べられることが判っていました。ハーシー&チェイスも、ホームパーティーを主催し、丹伯とディ奈を招待しました。食卓には溢れんばかりのステーキ皿とプリンの山。予想通り、丹伯くんはステーキだけ、ディ奈ちゃんはプリンだけを食べています。パーティが終わって二人は帰宅。今回は下剤が混ざったりはしておらず、翌日は二人とも元気に登校しました。二人は数日後に開かれた二度目のパーティにも、大喜びで参加しました。教室の落書き事件は毎日続き、一向に止む気配はありませんでした。

 ある日、ハーシー&チェイス最強コンビは、廊下にいた二人を呼び止めました。「落書きをしたのは、どちらですか?」
 丹伯 「僕ではありません。僕はこの教室に入っていませんから」
 ディ奈 「私も違うわよ。今日はこの教室に一歩も足を踏み入れてないもの」 
 最強コンビ 「わかりました。では今から、お二人のうちどちらが嘘を言ったのかを発表します」
 丹伯・ディ奈 「えっ???」

 最強コンビが教室のドアを開け、「さあどうぞ皆さん、教室の中へ!」と招きます。
 丹伯 「うっ、なんだ?この強烈なニンニク臭は・・・。あっ、そういえばパーティで食べたやつかも・・・」
 最強コンビ 「そう、実は昨日の料理に大量のガーリックを混ぜておいたのです。ただしプリンの方にだけ」
 ディ奈 「あたしが犯人だっていうの?丹伯だって、パーティで食べたって言ったわよ。そうよね!」
 丹伯 「うん。僕もたしかにこの臭いがするステーキを食べた覚えがある。」
 最強コンビ 「ははは。素晴らしい記憶力だ。たしかに我々はステーキにもガーリックを混ぜた。
         ただそれは昨日ではなく、先週のパーティでの話です。昨日はプリンだけ、
         先週はステーキの方にだけガーリックを混ぜました。
         先週も落書き事件は起きたが、教室にニンニク臭はしなかった。
         丹伯くんは教室には入っていません。犯人は・・・ディ奈さん、あなたです!」

 え〜、この後は、ディ奈が火曜サスペンス風に高笑いするでも、時代劇風に「もはやこれまで〜!」と叫んで暴れるでも、好きに続けてください(笑)。この物語をしっかり頭に叩き込んだ上で、次のように対応させながら実際の科学史に戻します。
 事件→形質転換や自己複製 丹伯くん→タンパク質 ディ奈ちゃん→DNA 下剤→分解酵素 プリン→P(リン) ステーキ→S(硫黄) ガーリック→放射性同位体 教室→大腸菌の細胞 
 3人の探偵のうち、ハーシーさんがノーベル賞取ってますね。詳しくは生物の教科書を読んでください。
 さあ、まだまだ続くよ(笑)。次回は「シャルガフの規則」編を、A:青総高 T:多摩高 G:学芸高 C:芝浦高 とか適当な学校名に割り当ててストーリーを展開します。繰り返しますが、ほとんどの人は読まなくていい記事です(笑)

7月14日 爪の垢を煎じて飲むと・・・

 今日も授業で使った題材を紹介する内容です。高校生物を学んだり教えたりする必要性に直面していない人は、読む価値ナシ(笑)。

 1974年に日野六小を卒業して、日野四中に進んだ人々は、あるパーフェクトヒューマンを覚えておられるに違いない。勉強がトップなだけでなく、野球部の主砲で、ピアノも弾けちゃう、それで性格優しくてかっこいい。彼の名はT也くん。同世代の僕らは、親から日常的に「T也くんの爪の垢を煎じて飲め!」と言われながら育ったので、それでこの言い回しを覚えたのです(笑)。生徒にこの話をすると、大きな共感を得られます。人々の多くは、小中学校時代にパーフェクトヒューマンの前にひれ伏した経験を持ってるものなんだよな。

 本題にまいりましょう。爪の垢を煎じて飲むという行為は、生物学的にはどうなんだろう?そこで問題です。「藤井四段の爪の垢を煎じて飲んだら、少しは将棋が強くなりますか?」 若干意見が分かれるものの、多くの生徒はNoを選びます。「爪の垢でその人っぽくなれるんなら、アイドルの垢が高値で売られるんじゃね?」なんていう鋭い意見も(笑)。もちろん正解はNo!T也くんの爪の垢を・・・っていうのは、彼の努力や生活態度を見習えっていう比喩であって、本当に飲んだらお腹こわすだけです。な〜んだ、つまんね〜の。

 いや、ところが、微生物の世界となると話は全く別で、爪の垢で本当に強くなる連中がいるんですよ。肺炎双球菌には、強いS型と弱いR型がいるのですが、弱いR型に強いS型の絞り汁っていうか煮汁を与えると、R型がS型に変身するんですよ。S型はもちろん煮られちゃったから生きてるわけありません。まさに、強いS型菌を煎じて飲んだら、本当に強くなれちゃったんですね。この「形質転換」という現象を初めて見つけたのは、グリフィスという科学者です。S型汁の中に、強いS型の身体を作るための設計図が入っていた、と考えられますが、設計図の正体が何なのかは謎でした。

 アベリー(エイブリーって書いてある本も多い)は、設計図つまり遺伝子の正体を突き止めようとしました。S型汁に含まれているであろう、タンパク質とDNAのどっちかが、設計図として機能しているはずです。いつものように擬人化すると、事件現場近くに丹伯くんとディ奈ちゃんがいて、どっちが犯人か突き止めようってことね。毎日教室の黒板が落書きされてて、教室の前にはいつもこの二人がいる。どっちが犯人なのって聞いても、お互いに相手を指さすだけ。さぁ、どうする、探偵アベリー。(続く・・・笑)

7月 2日 専門家の指導

 3年間バイオリンを習って、はっきりわかった事が一つあります。それは”自己流の非効率性と危険性”・・・おっと、今までの強気な直井さんの発言と違うじゃんか、って思われるだろうな。そうです、「私は今まで全ての楽器を自己流でマスターした!先生に習わなくても、上手い人の技術を盗むことは可能だ!」とか言い続けてきました。でも、ここで方針転換、前言撤回、朝令暮改(?)・・・します(笑)。

 もしも私がこの3年間、自己流でバイオリンを練習していたら、今どれくらい弾けるようになっていただろうか、と想像したとき、私の予測はちょっと衝撃的ですが「最初の1〜2ヶ月目あたり」のレベル。これ断言できます。実は、楽器を買ってすぐ、インターネット上のバイオリン教室をたくさん見たり、職場の同僚で弾ける人にコツを聞いたりしながら、自己流にチャレンジしてみました。指のポジションなんてすぐに覚えられるし、ギターは元々弾けるから、どうにかなるだろうと楽観してたのですが・・・。虫の知らせ?いや違うな、直感的に「こりゃ無理だ。自分好みの音を出せるまでに何年かかるかわからん」と思い、あっさり教室に入門したのです。

 いくら意欲があっても、間違った弾き方で練習していたら、何倍も遠回りだったり、無駄な努力になったり、最悪逆効果っていうことを、3年間で痛感させられました。昔、初めてスキー教室に行ったとき、「スキーは3年頑張るよりも、3年かけて良い先生を探せ」と言われたのを思い出したな。バイオリンについて、まったく同じことが言えます。
 バイオリンが他の楽器に較べて難しいとか、私が師事している先生が素晴らしい、という要素はもちろんあるんだけど、それは五十歩百歩というもの。私が過去に自己流でマスターした、というは、実はマスターしたと思い込んでるだけで、メチャクチャな事をやってる疑惑が、じわじわと頭をもたげ始めて、ついにそれは確信に変わった(泣)。そして、ぞっとするような考察へ続きます。

 私が仮に、自己流でバイオリンを続けた後で、どこかの学校の管弦楽部の顧問になったとする。私は子供たちに、自分はバイオリンを教えられるという錯覚を持ったまま、ウソ八百を教え続けることになる。まじめな子供たちは、教わった通りに練習して、なかなか上手くならなくて怒られちゃったり、自分を責めたりするんだろうな。いや〜恐い恐い。吹奏楽部顧問としての私を省みると、たくさん情報を仕入れられる環境の中で何十年もやってるから、そこまでハチャメチャでは無いにしても、やっぱり五十歩百歩。素人であることに変わりはないので、たくさんウソを教えた挙げ句に怒ったりしてるはずです。そしてこれは、全国のあらゆる部活で起きていることなのだ。

 昔から指摘されていることですが、頑張る子供たちに、正しい指導を提供するには、学校単位の部活動では限界があります。すべての競技を、地域のクラブチームのような位置づけで、放課後の生徒たちはそれぞれの拠点校に移動して、専門家の指導を受けるという形態がベスト。専門外の競技を技術指導することは、教員の負担だとかいう以前に、教わる子供たちが決定的な不利益を被り、危険にさらされるのです。

 というわけで、3年間正しいレッスンを受けてきた私のバイオリンを聴いてみたい方は、7月16日福生市民会館へGo!いや、やっぱりやめて〜。本番に弱いから、聴かれたくない(泣笑)

6月26日 教材研究

 っていうのは業界用語です。「授業の準備」って言うと普通〜な感じだけど、「教材研究」だと、誰もやったことがない、新しい授業内容を開拓してるような響きだ。私の場合は、普通に「ネタ仕込み」とか言ってます。では、最近仕込んだネタと、その仕込みのプロセスを紹介しよう。

 『ある会員制の寿司屋に入った時のこと。カウンターの客は皆、目の前のボタンを目にも止まらぬ速さで操作している。どうやら今流行りのタッチパネルで、客は食べたいネタを、店員に言うのではなく、ボタンで注文するのだ。さて、よく見ると、タッチパネルは至ってシンプル。ABCD、たった4つのボタンしか存在しない。それぞれのボタンが、特定のネタに対応しているのだろうか。A→マグロ、B→ホタテ、なんて具合に。いや、それは違う。それだとたった4種類のネタしか注文できないではないか。ならば2文字の組み合わせか・・・。AB→マグロ、DA→サーモンとか。いや、待て。これで指定できるネタは4×4=16種類だ。この店のネタは20種類ある。ならば、3文字の組み合わせ・・・そうだ、3文字なら十分に可能だ。よし、一つ試してみるか。
 私はAAAAAAAA・・・と、無数のAボタンを連打してみた。やがて私の席には、大量のイカ握りを乗せた皿が運ばれて来た。次に試したのはABを交互に連打することだった。ABABABAB・・・。結果は、ウニとイクラが半々で運ばれて来た。この結果、AAAはイカを表すコードで間違いない。そしてABA、BABのどちらか一方がウニ、他方がイクラということが分かる。ならば、次はAを2回、Bを1回の割合で連打してみることにする。・・・AABAABAABA・・・。結果、タコ、アカガイ、ウニが来た。AAB、ABA、BAAが、3つのネタのコードだ。先ほどのABABAB・・・の結果と合わせれば、ABA→ウニが判明したことになる。このようにして、私は20種類の寿司ネタに対応するコードをすべて突き止めることができた。』

 この話を、生徒にクイズ形式で解かせようと思ったのですが、一つクリアすべき大きな問題点が残されています。3文字で1つのネタを指定できるとわかったら、なにもたくさん連打する必要はなくて、普通に「AAB」とか打って、何が運ばれて来るか待つのを繰り返せば、確実に1ネタずつ判明させられるんだよな。ううう、こういうバグのあるストーリーは、そのまま授業では使えないから、大幅な設定変更を余儀なくされます。主人公である私は、客としてボタン操作するのをやめて、他の客がボタン連打する様子を眺めながら、コードを解読してゆく設定にするか・・・。ううう、今いちインパクトに欠ける(泣)。

 ・・・とまあ、こんな具合にストーリーを検討して、どうにも行き詰まった場合にはもちろん、「寿司ネタとタッチパネル」のアイデアそのものを破棄せざるをえません。私はふだんボ〜っとしてるように見えて、常にこういうアイデアを練っているのです。これ、2学期に使うネタだから、夏いっぱい頑張って検討してみる。
 おっと、ところでこのネタ・・・高校生物の、何を教えるための例え話か言ってませんでしたね。言わないよ〜だ(笑)。当ててみてください(笑笑)。

6月 7日 巨人軍の連敗記録

 ついに本日、12連敗目を喫して、1975年の11連敗の記録を更新しちゃいました。1975年は、私が中学2年生の時で、人生の中で唯一、巨人を応援した1年間でした(笑)。
 野球はもともと大好きで、テレビのナイター中継は必ず見ていたし、21時に放送終了になると、続きをラジオで聴きました。今と違うのは、中継される試合は100%巨人戦で、交流戦なんて無かったから、パリーグの選手を見るのは、オールスターと日本シリーズだけです。74年まで巨人軍は9年連続日本一だったから、私が物心ついてからというもの、巨人軍は強すぎました。ところが、その74年に長嶋茂雄が引退して、即監督に就任すると、どうも雲行きが怪しくなってきました。
 4月のスターティングメンバーがガラリと変わっていて、なんだか巨人軍じゃないみたいでした。後から気づいたのですが、引退したのは長嶋だけじゃなくて、捕手の森、内野手の黒江も同時引退。なぜ引退セレモニーやったの長嶋だけなんだろう?ついでに絶対的な主砲、王貞治もケガか何かで不在。見るからに弱そうなオーダー。王、長嶋がいかに偉大な存在だったかわかります。
 その後、王が戻ってきて、打順が安定した後も、1,2番の冨田、上田で確実に2アウト取られ、3番の柴田がやっとこ塁に出ても4番王は敬遠されて、5番が淡口じゃ帰せない。当然のように負けまくって、やがて、それまで1人も入団させなかった外国人を、初めて迎え入れたんだけど、このジョンソンという選手が超ダメダメ。まさに踏んだり蹴ったりの状況。僕らアンチ巨人というのは、強い巨人をやっつけることで快感を味わうんですよ。巨人が弱かったら野球全体への興味を失うので、だから急きょ巨人ファンに変更しました(笑)。
 75年の9月に11連敗したというのは、正直なところ記憶に無かったな・・・。あまりにも負けすぎて、連敗がかすんじゃってたのかな(笑)。でもほんと、そのくらい負けまくって、ダントツの最下位で終了。日本シリーズは広島vs阪急・・・巨人が出ない日本シリーズも、物心ついてから初だ。ううう、巨人阪急戦が見たかった〜(泣)。阪急大好きだったけど、巨人をやっつけて日本一にならなきゃ意味無い。
 翌年の、巨人軍は、なんとパリーグの顔といっても良かった張本勲を獲得して、突然息を吹き返す。私は「これズルいだろ!」って思ったので、再びアンチ巨人に逆戻り(笑)。その後の巨人軍の、他球団から4番打者をかき集める政策は、ここが始まりだったような気がする。いや〜それにしても76年は、思い出したくもない悪夢のような試合があったな。後にTBSラジオの渡辺謙太郎アナウンサーの名実況って言われた試合で、私もリアルタイムでその放送を聴いてたんだけど、9回裏巨人の攻撃中、渡辺アナは「打った〜」と言ったっきり何も喋らなくなって、大歓声だけが数十秒流れて、私は状況が飲み込めました。末次の逆転サヨナラ満塁ホームランでした。あ〜、嫌なの思い出した、腹立つな〜(笑)。

 さて2017年の12連敗5位転落ですが、1975年と決定的に違うのは、今の巨人軍の戦力は弱くないです。むしろFA制度を最大限に活用して、12球団中ダントツ最強メンバーを揃えてるのは誰の目にも明らか。なので、今回は巨人ファンに鞍替えしませんよ〜だ。明日もライオンズ打線が、コテンパンにやっつけてくれます(笑)。

6月 3日 例えと擬人化と、まさかの導入

 教員生活33年目にして、初めての科目を教えるってのは、なかなか新鮮だし刺激的だ(笑)。本業は物理なんですけど、化学はさんざんやらされたし、看護系進学組の「生物U」も一度だけ教えたことがあります。今回初チャレンジしているのは、必修の「生物基礎」で、すべてが初投入するネタだから、どんな反応が帰ってくるかハラハラドキドキの日々です(笑)。ただ、何を教えるにしても、根底にある「直井流」とか「直井メソッド」と呼ばれている(自分で呼んでるだけ・・・笑)考え方は共通なので、授業ネタ作りに、そう行き詰まることはありません。本日はその一例をご紹介しますので、若い先生方は、直井流免許皆伝を目指して頑張ってください(笑)。

★ある日の授業の冒頭
 いきなり黒板に、浜崎あゆみの写真と、エイベックスのロゴマークを貼り付け、本日はこの両者の関係を考えよう、と宣言。「あゆほどの才能があれば、事務所から独立しても十分やっていけるんじゃないの?」と問いかければ、芸能界に詳しい子や業界通の子が、いろいろ解説してくれます。アムロちゃんは独立騒動を起こしたとか、いろいろ出てきますが(笑)、以下が、まとめの講義。
 「そうだよね。東京ドームを押さえて、裏方やサポートミュージシャンを集めて、チラシ配って、チケット売って・・・なんて、歌手1人で全部やれるわけない。そういうことを事務所がやってもらうかわりに、売り上げの半分とか、もしかすると8割くらいとかを持って行かれるわけだ。この関係を『共生』という。さて生物の世界でも、あゆのようなスーパースターが登場したことがある。何億年も昔だけど、その歌姫の名は『好気性細菌』といい、特技は酸素を使って大量のATPを作る『呼吸』というワザだ。こんなスーパースターを、事務所が放っておくわけがない。『君、うちで働かないか?必要なブドウ糖や酸素は、すべてうちで調達しようじゃないか。君は何の心配も無く、呼吸に専念すればいい。ただし、ATPの一部を上納してもらうよ。どうだろう、悪い話じゃないだろう?是非前向きに考えてみてくれないか。』
 好気性細菌ちゃんは、凄く悩んだと思うよ。でも最後は、事務所に入ることを選んだ。芸名は『ミトコンドリア』にされて、今も僕らの体内で事務所と共生している。もう1人のスーパースター『シアノバクテリア』は、光合成というウルトラ技を引っさげて彗星の如く登場し、やはり某事務所に所属することを選び、『葉緑体』という名で活動している。」(細胞内共生説・・・このように考えられた根拠等も、もちろん説明します)
 「先生、ミトコンドリアや葉緑体は、事務所から独立しようと思ったことはないんですか?」
 「あるかもね。いや、今も独立に向けて、着々と下準備を重ねているかもしれないな。SF小説では、ミトコンドリアの反逆を扱ったものがあるよ」

 明後日は、黒板にやはり2枚の絵を貼ることからスタートします。
 @枚目・・・ドラエモンが「バイバイン」という薬を出して、効能を説明するシーン。
  ※バイバインは、その薬をかけた対象物が、5分に1回分裂して増えてゆくというもの。
 A枚目・・・バイバインを栗まんじゅうにかけたら、栗まんじゅうが増えすぎて、途方に暮れるのび太の後ろ姿。

 さあ、何を解説するための導入でしょう?ついでに、火曜日の導入は「ゴルゴ13」です(笑)。

5月28日 山中湖ロードレース耐えて完走



 曇り空だったので、走るには良いコンディションでしたが、富士山が見えない山中湖じゃあ、本日の目的の半分が喪失したようなもんだ(泣)。でも頑張って走ってきました。今シーズンの最終戦は、終盤の失速はあったけど、何とか耐えてゴール!結局、今シーズンのハーフマラソンで2時間切れたのは、行田鉄剣の1本のみ。酒量が増えた→体重が増えた・・・これが原因だな(泣)。

 本日は4時起床で、バナナ1本とアクエリ飲んで即出発。湖畔に着いたのは5時ジャスト!7時に目覚ましかけて寝るつもりが、変な時間に飲んだアクエリが良くなかったのか、腹痛に見舞われ、今朝は結局3回もう○こをするハメになりました。とりあえず5時に1回目を済ませ2時間爆睡。
 汚い話で恐縮ですが、以前にも「う○こを制する者がマラソンを制す」と申し上げました。ここ最近の私の「う○こ対策」は完璧です。ここ山中湖ロードレースは、5千人以上参加するマンモス大会にしては、トイレの絶対数が少ないことで有名です。なのに、私は3回も待ち時間ゼロで用を足せました。その秘策・・・ってほどでもないか。5時と7時だから、時間が早すぎて空いてただけだ(笑)。ただ、3回目は8時くらいだから、間違いなく秘策なので、こっそり教えちゃおう。菊屋というドライブインがあって、早朝から食事ができます。私はいつもここで湖を眺めながら、うどん1杯食べておくのだ。ここのトイレはウォシュレット付きだよ〜。ただし!かけうどん1杯700円という、超ボッタクリなので、この金額に耐えられる選ばれし者だけが、ウォシュレットの恩恵を受けるのだ。
 


 スタートは9時15分。私の位置から前方を撮ってみました。はるか遠くゴンドラの上にいる瀬古さんが、豆粒ほどにしか見えません。本日のアドバイス・・・「こういう涼しい日は、汗をかいていることに気づきにくいので、前半は抑え目のペースで入ろう」 むむっ?去年は猛暑だったけど、やっぱり前半抑え目でって言われたような・・・(笑)。

【1km毎のラップ】
6:08 5:39 5:37 5:38 5:37 5:38 5:45 5:57 5:25 5:39
5:30 5:40 5:37 5:41 5:49 5:51 5:48 5:49 6:02 6:11 6:04 (0:53)
Total 2:01:58(net) 誤差+30m

 8km付近が40m上りで、9km付近はその逆。いつもは、この下りが終わると雄大な富士山に向かって走るところなんだが、今日はテンション激下がり。でも13kmくらいまでは、けっこう調子良くて、普通に2時間切れそうな気がしたんだけどな〜。時たま現れる直射日光がけっこう強烈で、気温は高くないけど汗が噴き出してたから、それのダメージかも。やっぱりマラソンて寒い季節にやるもんだよな、と痛感したので、来シーズンは出場する大会を再編しようと思います。いや、それよりもまず、お腹の肉を落とそう(笑)。

5月26日 地毛証明書

 いや〜、最近はマラソンのことしか書いてないから、たまには本業のことにも触れないとな(汗)。都立高校の6割が、赤毛の生徒に「地毛証明書」の提出を求めている、という衝撃の事実を、朝日新聞が例の如く、鬼の首を取ったようにスッパ抜いて、どうなるかな〜と思っていたんですが、その後炎上する気配も無く、この件は立ち消えになっちゃった感じ。結局いつも思うけど、朝日新聞は何がしたかったのかな?

 「黒とまだらの生え際で あなたのウソがわかるのよ お前髪の毛染めただろ 染め〜た〜だろ あ〜あ半年ばかりの職なのに あ〜あ頭髪指導がよく似合う・・・」これを、中条きよしの「うそ」のメロディに乗せて歌ってください(笑)。うちの学校では「地毛証明書」、もちろん提出させてます!それも入学前に。自分で染めたくせに、しゃあしゃあと地毛だと言い張る子が1人でもいる限り、証明書を提出させなきゃならないのは当然。こんなの誰にでもわかることです。批判するってことは、イコール茶髪オッケーにしちゃえってことになりますが、ハッキリ言って僕ら教員はそうなって欲しいのだ。だから朝日がもうひと頑張りして、「茶髪禁止けしからん」という世論を作ってくれたら、僕ら余計な仕事が減って、授業に専念できるんですよ。

 じゃあ、なぜ茶髪取り締まりをやるかっていうと、いいですか皆さん、これは「都民のニーズ」ですよ。99.9%の中学生と保護者は、高校を選ぶとき「生活指導が厳しい学校へ行きたい」と思っています。厳しくすれば倍率が上がり、近隣住民からの評判が良くなるのだ。倍率だとか評判なんて気にするな、って思われるかもしれませんが、そうはいきません。倍率が下がって定員割れでも起こしたら、校長先生が都庁に呼び出されてたいへんなお叱りを受けます。叱られるだけじゃなくて、具体的な改善策を提示させられるから、倍率回復に即効性のある特効薬は「見た目をきちんとさせる」しかないでしょう。「都民ファースト」で仕事をしている結果が「地毛証明書」なのだということを、ぜひ分かっていただきたいです。

 最後に私自身の想いを述べよう。頭髪指導で一番の被害者は、色素が薄くて本当に地毛が赤い子たちです。トラブルを避けるために、わざわざ黒く染めるというケースもあるから、もはや人権問題だな。頭髪も服装もアクセサリーもすべて自由、勉強だけしっかりやればオッケーが、学校の理想形だと思っています。ただ、都民、国民がそういう価値観に変わるには、男子の丸坊主が絶滅するまでにかかったのと、同じくらいの期間を要するでしょう。
 朝日の記事は、何度も繰り返しますが、表面だけ取材のお騒がせで、誰を救済してどう世直ししたいのか、その方向性がサッパリわからない、内容の薄いものでした。ジャーナリズムは、こんなんじゃいけません。

5月22日 軽井沢ハーフマラソン撃沈完走

 一昨年、初参加で1時間54分台という好相性の大会。鬼門の春日部でも撃沈せず、先週は多摩川23kmを敢行しておいたので、条件は整った。いよいよ今日は自己ベスト更新か!と期待していたんだが、まさかの撃沈。いや〜、人間の身体というのは、計算通りにはいかないものなんだな〜、と痛感。では昨日の結果レポートです。

【1km毎のラップ】
5:34 5:49 5:42 6:06 5:58 5:56 5:48 6:02 5:54 5:45
6:25 6:56 6:25 7:22 7:00 7:21 8:19 7:57 8:13 8:25 8:00
Total 2:20:58(net) 誤差-60m

 朝6時20分に大宮駅に着いて、まずは新幹線の切符を購入。タッチパネルの画面が次々と変わって、あれこれボタンを押していかなくてはならん。こんなの、人間の駅員さん相手なら「軽井沢まで自由席1枚、乗車券も」って言えば一瞬で済むのに、最近は居酒屋でもビール1杯お代わりするのに、タッチパネルと格闘するから、こういう世の中どうなのよ?って思う。さて、やっとの思いで手にした2枚のキップを自動改札に放り込むと、なんと「キンコーン」と封鎖。確かに2枚重ねて投入しろって書いてあるのに、何で〜?駅員さんのいる改札に持って行ったら、「こちらの1枚だけ入れてください。こちらはキップではありませんので・・・」 よく見ると乗車券と特急券が1枚にまとまっていて、あとの1枚はクレジットカードの領収書だ。ううう、どう考えても自分が100%悪いと思えん。キップとそっくりな領収書なのだ。クレーマーになって吠えてやろうかと思ったけど、先を急ぐのでやめておきました。

 一昨年は「はくたか号」が激混みだったので、ガラガラな1本前の新潟行きで高崎まで座って行きました。こうすれば、立ってる時間は15分かそこらです。そしたら高崎に入ってきた「はくたか」には空席があって、私は惜しくも座れない人になった・・・って〜ことは、大宮から乗ってれば、全区間座れたってこった(泣)。ううう、朝からけっこう踏んだり蹴ったりだな。もはや大撃沈への序曲が始まっていたのかもしれない。

 スタート時は既に猛暑っていう感じ。それにしては前半10kmのタイムは、悪いってほどでもなく、後半上げて行ければ、春日部並みではゴールできるかな、と楽観していました。でもここからでしたね〜。日陰が無くて、道路からの照り返しが強いエリアを進んでる時、ガクっとペースダウン。ある瞬間を境に、足っていうより、もはや全身が前に進まない感じに陥ります。こういう時は「こりゃ今日はダメだ」とスパっと見切りをつけて、ゆっくり完走狙いに変更するしかありません。うえ〜ん、赤毛パンチパーマおじさんにも17km過ぎで抜かれた。でも、この位置でやっと抜かれたってことは、おじさんの方も今日は相当苦戦してるな。これで5勝5敗くらいかな。最後は歩くのとそんなに変わらないスピードで、軽井沢の別荘地をお散歩でした(泣)。

 一昨年2時間切りで走った時は、あまりよく見ていなかったのですが、別荘っていろんなタイプのがあって面白いです。キロ8分ペースだとそういうのをゆっくり観察できるな。全面ログハウスとか、美術館みたいなのとか、真の大金持ちっぽいのとか、中堅どころのサラリーマンが無理して買ったっぽいのとか、いろいろ。日曜日だから、たまたま別荘に来ていたらしい人たちが、お庭に出てきて応援してくれます。これはオレの別荘だ!オレはここの住人だぞオーラを出しまくるのは、無理して買った組か、にわか成金組だろう。巨大な犬と一緒にウッドデッキに腰掛けてるのは、あれは真の大金持ちだな。表情の余裕度が全然違うっつ〜の。

 そんな感じで、何とか収容だけはされずに完走証をいただけました。本日の感想・・・軽井沢って避暑地じゃないんかぁぁっ!一昨年は爽やかな気候を堪能して、少し滞在してから帰ったけど、猛暑の軽井沢なんぞ、いる意味無いので、11時58分の新幹線に乗っちゃいました。お昼は高崎で食べようかな、ってことで高崎で下車して外に出たらムォ〜っと暑い。うぇ〜ん、軽井沢の方がマシだ。滞在してれば良かった〜(泣)。そんな1日でした(泣泣)。

5月 4日 春日部大凧マラソン完走

 

【1km毎のラップ】
6:19 5:49 5:44 5:42 6:06 5:48 5:54 5:50 5:38 5:46
6:00 5:39 5:41 5:36 5:45 5:39 5:32 5:56 5:50 5:49 5:10 (0:49)
Total 2:01:59(net) 誤差170m

 毎年暑くて撃沈させられてきた鬼門の大会です。特に前回は2時間28分という、自己ワースト更新がトラウマになっていて、なんだかもう走る前から、撃沈しない気がしませんでした。こういうのが苦手意識っていうんだろうな(泣)。さっそくラップを見ながら反省します。

 今回のスタートブロックは何と「H」。今まで一番後ろでも「F」とかだったから、自分もずいぶん落ちぶれたもんだと思ったけど、考えてみたらこれって目標タイム順だから、毎年同じ「2時間00分」て書いてるはずなので、落ちぶれたわけではない。実際「H」は最後尾ではなくて、今日は「K」までありました。目標タイムの刻みが去年より細かくなっただけのようです。
 今日も気温高いし、一昨日の山登り遠足で太ももが張ってるし、あえてウォーミングアップ無し。どうせ最初の1kmが渋滞するから、それがアップ代わりだな。というわけで、ゆっくりスタートしたのはいいけれど、その後もサッパリペースが上がりません。だいたい5分50秒/kmくらいで、給水所で立ち止まると6分・・・てな感じ。いや〜、もっと行けなくはないんだけど、終盤の撃沈を怖れるあまり、とにかく抑えて抑えて・・・なのだ。そうこうしているうちに、最後の1kmまで来ちゃったので、恒例の「申し訳程度のラストスパート」に入る。・・・と、なぁんだ、まだまだ元気残ってたじゃんか。春日部在住のメリーさんがゴール地点で待っていてくれて、「最後すごく速かったですね」と感心したほどでした。メリーさんは、芽里井さんという字を書く、たいへん珍しい「キラキラ苗字」をお持ちの方です。←うそ!あ〜でも、こんなんだったら、もう1〜2km前からペースアップできたな(泣)。今日は「苦手意識」が最大の敵だったということです。

 ゴール後は恒例の山田うどんで「肉うどん」。大宮のマクドナルドでデザート。実は私、マックにも苦手意識があるので、今日は苦手克服デーということで、あえて寄ることにしました(笑)。あの店員さんの早口に動揺せず、自分の食べたい物を冷静に注文する!ショートケーキの上にアイスクリームが乗ったようなやつとコーヒーを注文して、緊張から解放されたと思ったら、思わぬ試練が待ち受けていました(泣)
 「Tポイントカードをお持ちですか?」 わお、マックで使えるとは知らなかった。財布から軽やかに出して渡すと、「Tです!」 「ん??ハイこれで」 「あ、いや、Tです!」 「はい。だからこれ」 「これはTです」 「???(なになになに?)」 数回の押し問答の末、お姉ちゃんはカウンターに貼ってある「Dポイントカード使えます」の文字を指して、「Dポイントしか使えないので・・・」と説明してくれました。Dポイントって、何じゃそりゃぁぁっ!Tポイントが既に存在してる状況で、どうしてDポイントなんてものを思いつくかな。聞き分ける困難さは「金賞銀賞」並みだな。そのうちPポイントまで参入して来たらどうすんの?私の心配は的中しました。私のすぐ後ろに並んでた若いお姉ちゃんでさえ、まったく同様にTポイントカードを出して「それはDじゃない、Tです」 「えっ?えっ?」ってなってました。マックの苦手意識は、より深まりました(泣)。

5月 1日 男声合唱は絶滅を免れるか・・・

 前回は、ポップス課題曲を連発するNHKを斬った側を斬りました(←複雑)。私自身も学生時代は合唱団に所属していたので、合唱が滅びるのを見たくありません。音楽は聴いてもらってナンボです。聴衆が喜ぶ要素を、時代の流れに取り残されずに研究して行かないと、間違いなく滅びます。合唱の中でも、男声合唱が深刻です。

 私と男声合唱の出会いは、大学生の時ではなく、実は中学1年生の時です。うちのクラスの音楽の授業を担当していた非常勤講師の先生は、立教大学グリークラブのトレーナーもやっていて、その縁で、立教グリーがわざわざやってきて、体育館でコンサートを開いてくれました。その時の感想は・・・辛すぎる。団員たちは直立不動で、歌詞も何を言ってるのかサッパリ判別できない。2曲目くらいの時点で、残りは耐える時間帯となりました。吹奏楽部員で、それなりに音楽好きだった私でさえそんな状態だから、他の生徒たちにはまさしく拷問だったでしょう。
 大学に入ってすぐ「グリークラブ」に誘われましたが、中1で「グリークラブ」=「つまらない」を強烈に刷り込まれていたので、戸惑いました。でも、実際に歌ってみるとどうでしょう。ウォーンという響きは何とも心地よく、以来5年間(1回留年)、グリーでお世話になりました。在団中、自分で歌うのは好きでしたが、他団のコンサートを聴くのは・・・混声合唱は好きで積極的に足を運び、女声合唱は不純な動機で積極的に足を運び(笑)、男声は義務感でイヤイヤ足を運んでました(泣)。私にとって、男声合唱は自己満足だったのです。

 男声合唱の中にも、たま〜にいい曲がありましたが、不思議と外国のものばかりで、多くは宗教曲。歌詞が単調で、どちらかというと音重視の器楽的な曲だな。日本語の曲はまずムリ。本当に何言ってるのか不明で、パンフレットに載ってる歌詞カードと睨めっこしなきゃなりません。歌詞の中のいろんな言葉を交錯させないで、普通にお客さんの耳に届くように書けばいいのにな。作曲家の自己満足としか思えん。
 ついでに言わせてもらうと、男声合唱曲には怪しいっていうかヘンな曲が多い(笑)。私が歌ったことがある中で、ダントツのグランプリは、大中恩作曲「わが歳月」。阪田寛夫作詞の歌詞を紹介しよう。『ラーメン屋台の裏路地に シャム猫の首ころがれり ヒゲ長き首を蹴飛ばせば 青白き火花 散るかと見えて ガサと砕けぬ』・・・だったっけな?この詩に曲をつけようと思った時点で凄すぎる。で、曲の方は基本的におどろおどろしい音の連続なんだけど、時折メジャーの和音がフォルテで鳴ったりして、まさに狂気の世界。恐い物見たさで聴くにはいいだろうけど、正直なところ、ちっとも良さがわからない。←これはすごく控えめな言い方だけど、「この曲ヘンだよ!」っていうのが本心(笑)。

 私は、今でも年に数回は混声合唱のコンサートに出かけていますが、男声は・・・。わざわざ聴きに行こうって気になれないんだよな。起死回生はあるのだろうか・・・。男声合唱の歴史を変えちゃうような、日本語の名曲が誕生しないかな〜と願っています。

4月20日 課題曲「願いごとの持ち腐れ」

 Nコン(合唱コンクール)の課題曲に、AKBの新曲が採用されたことが、物議をかもしています。以下、賛否両論をニュースから引用。

【否】
「人気取り主義、視聴率主義が見え見え」
「音楽的価値の低い楽曲を生徒に与えていいのか」
「中学生を甘く見ないで。コンクールを甘く見ないで」
人気合唱曲「君とみた海」などで知られ、NHKの音楽番組でも活躍してきた作曲・編曲家、若松歓さんも、参考音源を聴いて驚いた一人だ。日本語の抑揚と音の上がり下がりが合っておらず、詞への違和感もぬぐえなかった。詞と曲の雰囲気の違いも感じたという。「取り組む子どもたちが、これではかわいそう。番組制作者の理念が、教育でなく視聴率のためであるなら許されない」と若松さんは語気を強める。

【賛】
「ふだんから多くの中学生が親しんでいるポップス系の課題曲を作ることによって、より多くの生徒たちに合唱に興味を持ってもらいたいと考えております。コンクールの参加校数は、平成に入ってから減少の一途をたどっていましたが、回復に転じています」(NHK広報局)

 では、その新しい課題曲が、どれほどヒドい曲なのか、興味津々で聴いてみました。
http://www.nhk.or.jp/ncon/music_program/kadaikyoku_j2017.html

 あくまで、私の個人的な感想ですが、これ、そんなにヒドい歌ですか?ここまでコテンパンに叩かれる理由が、正直よくわかりません。「AKBが来ちまった!」ってことに過剰に反応してる部分は無いだろうか?私は特にAKBが好きなわけじゃないけれど、ここまで言われると、ついついAKBの肩を持ちたくなるんだよな。さあ、否定側の合唱関係者の皆さん、覚悟しなさい!(笑)

 ハッキリ言うぜ!上に引用したNHK側の見解の方が説得力ある。軽く口ずさめるポップス曲・・・カラオケボックスだと、1人かせいぜい2人くらいでしか歌えないけど、大勢で歌うと楽しい〜っていう経験をさせて、合唱人口の裾野を広げている効果はあると思う。さらに、NHKの心憎い演出は、上記のサイトをご覧になればわかりますが、なんとAKB48選抜合唱団に歌わせてる!これがねぇ、発声や音程はかなり怪しいけど、表情とか雰囲気が、なんか凄くいいんだよな(笑)。多くの合唱団に欠けているものを、AKBは持っている・・・そんな気さえする。NHKの狙いも、そこらへんだと思うな。

 こうなったらトコトン言わせてもらうぜ!もうずいぶん前から、合唱は絶滅危惧種なんですよ。認めたくない気持ちは解るけど、これは事実だから仕方ない。大学の合唱団なんか、かつて100人くらいいたような所でさえ、部員が激減して存続の危機にさらされる一方で、アカペラサークルの方は隆盛を極めてます。自己満足の世界に閉じこもっていたら、本当に絶滅しちゃうんです。聴衆に楽しんでもらって、一緒に歌う仲間を増やして行くには、AKBを否定するんじゃなくて、AKBから学ばないとね。

4月16日 東日本親善マラソン暑さで撃沈

 昨年は暴風雨の中、3kmで途中棄権した大会でしたが、今年は快晴なので借りを返したるわ!ただし、ハーフをやめて10kmに変更。これはスタート時刻の都合であって、弱気になったわけではありません(笑)。朝8時30分に相模原駅前の米軍基地に到着。本日のコースはこの基地内です。他の大会と較べて、ゼッケンのサイズが一回り小さい!(写真)。これなら空気抵抗も少ないだろうから、きっと良い記録が出るだろう。

 開会式が始まりそうな雰囲気で、広場の方から「本日は青山学院大学・・・」というアナウンスが聞こえてきた。その瞬間、私を含め多くのランナーたちが、一瞬そっちに注意を払います。原監督が来賓で来ていて、今から喋るのか、それとも箱根優勝メンバーの誰かがゲストランナーで一緒に走るのか・・・。アナウンスの続きはこうだった。「本日は青山学院大学吹奏楽団が、式典の演奏を担当します」って何じゃこりゃぁぁっ!紛らわしいんだっつうの!マラソンイベントで青山学院とか言ったら、陸上部関係者が来てるって思うでしょ!「本日の演奏は」を先に言わなきゃいけませんな。
 吹奏楽団は、日米両国の国歌を演奏しました。日本のランナーの皆さん、アメリカ国歌の演奏中にポカリ一気飲みしたり、勝手にストレッチしてちゃダメですよ!とか心配してたら、もっと深刻な事が!アメリカ国歌の最後の方でメロディが1拍早く飛び出したぁぁっ!フェルマータで帳尻が合って事なきをえたけど、あわや国際問題だったな。このバンドはその後、ずーっと応援演奏を続けてくれました。上手いだけど、青梅マラソン3km地点の、あのドッカンバッカンを体験しちゃうと、ちょっと物足りなさは感じるな(笑)

 さあ、スタート時の気温はなんと27度!身体も暑さに全然順応してないから、スタート直後からまさかのスローペース。給水所が激混みだから立ち止まるし、それにコースはフラットだったはずが、今回から陸橋を2回通るようになって、これがなかなかの難所。もう記録どころじゃなくなりました(泣)

【1km毎のラップ】
5:42 5:36 5:41 5:38 5:33
6:16 5:51 6:05 5:49 4:58 (0:44) Total 57:54(net)
誤差140m

 10kmの大会記録としては自己ワーストだ(泣)。140mの壁に挑む秩父の記録より悪いもんな。それでもラスト1kmは、汗まみれになりつつも、全然余力があったので、申し訳程度にラストスパートしてゴール。
 10時10分スタートだったので、11時半には会場を後にします。ハーフはこの後スタートだから、もっと暑かっただろうな。駅前の居酒屋が揃って臨時営業、ランナー需要を狙って昼の12時から飲み放題やってます。ううう、誘惑に打ち勝って、私は1人日高屋へ。この後、吹奏楽連盟の総会に出席したけど、ランナー姿なのはもちろん私1人でした(笑)。
 次は暑さ対策をして、いよいよ鬼門の春日部リベンジを狙いに行きます。

4月 2日 行田鉄剣マラソン完走

 
 天気快晴、気温ちょうどヨシ、菜の花満開。先週の分までまとめてリベンジしました。残念だったのは、桜の開花が去年より遅くて、今イチだったことと、ホテルでベッドから落ちた事くらい・・・。

 昨日から熊谷駅近くに前泊。行田くらいだったら近いから、前泊する必要なんか無いんだけど、今日の大会を何が何でもベストコンディションで向かえたいという、まあ意地みたいなもんだ。ところが・・・いくつかアクシデントに見舞われた(泣)。
 泊まったのは熊谷○&△ホテル←伏せ字はローマ字1つずつ。駅の真ん前で超便利だったけど、部屋に入った瞬間ビックリ!よくここまで狭くできるもんだ。いろんな物がパズルのように組合わさって収納されてて、ある意味感動したけど、さっそく問題発生。私はホテルの部屋に入ると、真っ先に窓の外を見るのですが(非常口を確認するのではなく、単に景色を見るだけ)、窓際に行くために、ベッドの迂回ルートが無く、乗り越えなければならん。それほど狭いのです。シューズのヒモを緩めるのが面倒だったので、上手い方法を考えつきました。背面跳びみたいな要領で、足をベッドに触れることなく、ゴロンと背中で1回転する・・・ううう、名案だ。そして落ちた(泣)。幸い、翌日のマラソンに支障をきたすほどではありませんでしたが、お尻を強く打ちました。窓からの景色は隣のビルの壁でした。見なきゃよかった。
 編曲しようと思ってパソコン持ち込んだけど、テーブルが狭すぎて、パソコンとコーヒーを同時に置けず。そして、椅子とベッドがピッタリ接してるから、いつでもゴロンと横になれる。そんなわけで、まったく能率上がらず。そして今朝、朝食はなんと、パン4種類とゆで卵!パンは食べ放題なんだけど、できれば白いご飯やサラダも食べたかった〜。おっと、あるテーブルには、コンビニで買ってきたと思われるサラダがあるではないか!ううう、もしやここのリピーターだな・・。というわけで、ルートイン本庄の方が、マラソン用の宿としては、数段優れています。では結果を報告しよう。

【1km毎のラップ】
5:38 5:37 5:33 5:34 5:35 5:32 5:27 5:39 5:36 5:34
5:25 5:28 5:32 5:26 5:42 5:41 5:28 5:28 5:18 5:33 5:08 (1:22)?
Total 1:57:16(net) 誤差170m

 森林公園で大撃沈、上里は棄権・・・と散々だったので、行田だけは確実に2時間以内で完走しておこうと思い、設定ラップを5分35秒/kmにしました。10kmまで理想の展開だ。今日ペースメーカーに選んだのは、頭が真っ赤で直径50cmはあろうかというランナー。あ、もちろん被り物ね(笑)。トマトだとばかり思っていたら、どうも違う。沿道から盛んに「ダルマ頑張れ〜」という声がかかるので、もしやと思い、ちょっと前に出て確認したら、やはりダルマさんの顔でした。ダルマさんは、応援してくれる子供たちの所までわざわざ駆け寄ってハイタッチをしてあげたり、とてもサービス精神旺盛。そんなことばかりやってるから、走るコースがジグザグっぽくなって、スタミナを消耗したのでしょう。10km付近で少しペースが落ちたように感じたので、私はダルマに見切りをつけ、追い越してしまいました。
 ところが再び沿道から「ダルマ頑張れ〜」の声が!ダルマが再接近しているのでした。がんばって5分20秒台まで上げると、ダルマを振り切ることができました。
 13km過ぎ、赤毛のパンチパーマおじさん発見!私は何度この人と対決したことか・・・。このおじさんは埼玉や群馬の大会にはほとんど参加していて、安定的にハーフ2時間くらいで走り、私が負ける時は撃沈、勝つ時は良い記録なので、私の調子のバロメーターみたいなお方なのだ。今日はおじさんを難なく振り切ったので、2時間は切れると直感しました。
 15km過ぎからは、初顔合わせの同年代くらいのおじさんとマッチレースに!2kmくらいピッタリついていきましたが、18km地点で私がスパート!よっしゃ〜!と思ったのも束の間、おじさん離れておらず、抜き返された〜(泣)。こういう時の精神的ダメージは大きく、ガクっとペースダウン。しか〜し、おじさんの方も今の揺さぶりで足にダメージ来てるので、いっぱいいっぱいな感じ。よし!もうひと勝負挑んだるわ!ここからゴールまでおじさんと競り合ったため、ラスト1kmで本日の最速ラップが誕生。いや〜、今日は対戦相手に恵まれて楽しいレースになりました(笑)。

3月28日 上里マラソン棄権〜浅川単独走

 一昨日26(日)朝、ホテルの窓から外を眺めると、わお!どしゃ降りの雨。予報では午前中くらいは持つってことだったけどな〜(泣)。車に乗り込んで更にビックリ。雨の中に氷も混じってる!途中で止むかもしれないので、いちおう会場に向かうけど、気持ちは90%棄権に傾いてました。ちょうど一年前くらいの4月中旬に、相模原の大会でずぶぬれになって、わずか3km地点でリタイアした経験があるから、あんなんだったら最初から出走しない方がいいや。せっかく遠くから来たんだから、もったいない・・・っていう気持ちはもちろんありますが、風邪引いて何日も寝込んだりしたら、そっちの方がよっぽどもったいないな。
 8時半からの開会式は、あれれ?いつもより人が多い・・・。どこの大会でも開会式は閑散としてるんだが、これはゲストランナー川内さん効果だな。埼玉県内の大会に川内さんが来るのは、ちっとも珍しいことではないんだけど、今回は世界陸上の代表に決まったばかりだから、注目度が高いんだな。川内さんの挨拶(写真)が終わったとたん、サァ〜っと人々が移動(笑)。蜘蛛の子散らすように、という表現がこれほどピッタリの風景も珍しい(笑)。

 ハーフのスタートは9時20分ですが、そこまで見ちゃうと後ろ髪引かれそうだから、さっさと会場を後にしました。本来はこの後、荻窪高校の定演会場に滑り込む予定だったから、むしろ余裕持って向かえる。いや〜、それにしても、「ただ単に本庄に泊まっただけの人」になっちゃった(笑)。唯一心苦しかったのは、大会ボランティアの皆さんの努力を裏切るような感じだったことです。だから次回は、ランナー用雨合羽で完全武装して参加しようと思います。

 演奏会も終わって帰宅してから、Runnetというサイトを見ました。ここには、いろんなマラソン大会に参加した人が書いた感想レポートを読むことができます。あったあった、第26回上里町乾武マラソン・・・「あいにくの天気でしたが、菜の花畑が見頃で、気持ちよく走れました」って、何じゃこりゃぁぁっ!7人くらい書いてたから、1人くらい「寒いし滑るし最悪!棄権すりゃよかった」なんてのがあるかと思ったら、みんな満足顔のレポだ。ううう、棄権した私が「ざまあ見ろ」って言われてるような気分(泣)。ならば私にも考えがある!

 本日28(火)は朝から絶好のトレーニング日和。こうなったら、1人マラソン大会やったるわ。選んだコースは以前から目を付けていた浅川サイクリングロード。高尾から聖蹟桜ヶ丘まで、約20kmのコースです。その先も、行こうと思えば羽田空港までつながってるんだけど、全部で60kmくらいあるから、何回かに分けて制覇しようと思ってたのだ。


 まずは電車で高尾駅へ。ちょっと東へ歩いて町田街道のところにある綾南大橋。ここがサイクリングロードのスタート地点です(写真)。スタートは一昨日と同じく午前9時20分にしました。羽田空港までつながってるとか言いましたが、厳密には何カ所か寸断されていて一般道を通る部分があります。だから下調べをしていかないと迷う可能性が高く、実際、私も今日やられました(泣)。
 スタートからほぼ6分/kmを維持して、10km地点で1時間00分21秒。単独走で、尚かつ荷物の入ったリュックを背負ってることを考えたら、まあ立派なもんだ。しかも新浅川橋のところでは、工事のおじさんに行く手を阻まれるタイムロスもあったし。

 長沼橋のあたりで、黄色い絨毯発見!うりゃうりゃうりゃ〜菜の花畑だぜぃ!(写真)

 いや〜気分いいなあ。西側の山々も雪化粧してるから、高級そうなカメラを持った人たちが、あちこちで風景写真を撮ってます。あと今日多かったのは、保育園か幼稚園のお散歩・・・。ううう、かわいいな。子供たちじゃなくて、保育士さんたちが・・・。あ、いや、失礼(笑)。・・・なんて不純な事を考えたら天罰が下りました。平山橋手前で行き止まり!(泣)。この先行き止まりっていう看板は、何枚も見ました。でもこっちは歩行者なんだし、人間1人くらい通れる道はあるだろ、って思って突き進んだら、行き止まりの文字通り、行き止まり!それ以上でも以下でもありませぬ。100mくらい引き返して、川崎街道を進むハメになりました。
 20km地点でのタイムは2時間00分04秒。後半も行き止まりのタイムロスがあったけど、前半よりペースアップしてる。ただ、下流に向かって走ってるってことは、基本的に下り坂だから、いいタイムが出るのは当然です。ちなみにGPS測定によれば、高尾の標高が170m位で、関戸橋は50m位しかないから、120mも下ってるんだよな。
 というわけで、上里をサボった分の補講をしっかり済ませ、4月2日の行田鉄剣マラソン頑張ってきま〜す。

3月20日 マラソン日本

 世界陸上の代表男女3名ずつが発表されました。普通に「頑張ってきてね〜」で済ませりゃいいのに、早くも「どうせメダルは期待できない」「世界との差は広がるばかり」等、ネガティブな発言が目立ちます。同時に、瀬古さんのような往年のレジェンドが「オレ達の頃はなぁ・・・」的な上から目線でお説教し、川内さんが1人で反抗するのも、いつも通りの展開。マラソンの中継を見ていても、「昔の日本は強かった。どうすれば復活できる?」みたいな論調ばかりです。日本はそんなに弱くて、何が何でも栄光を取り戻すべきなのでしょうか?
 日本のマラソンがどれだけ強かったのかというと、瀬古さん本人も、先日放映された「しくじり先生」の中で、いろんなエピソードを紹介していました。私が印象に残っているのは、教員になったばかりの1985年、職員室である先生が出したナゾナゾです。「オモチャ屋さんで、瀬古の人形は売ってるのに、宗兄弟の人形が売ってないのはな〜ぜだ?」 正解→「ソウは問屋が卸さない」 みんな「あ〜、そうかぁ〜」と納得して大盛り上がり。スポーツや陸上競技に全く興味が無い人たちの間にも、瀬古や宗兄弟の名前が知れ渡っていて、マラソン選手は国民的ヒーローだった時代。瀬古さんは確かに強かったです。よく、野球の沢村栄治や金田正一投手が現在のプロ野球で投げたら・・・とか考える人がいるけど、当時の瀬古さんを今走らせたら、たぶん日本で勝てる人はいないでしょう。だから、上から目線になるのは仕方ないし、少なくとも瀬古さんに何を説教されても、反論はできません。

 でも、日本が弱くなったの、マラソンだけだろうか?東京五輪で勝った女子バレーボールは?日本人横綱が久しぶりに誕生して大騒ぎのお相撲は?日本人が得意なことって、時代と共に変わっていくだろうし、何が何でも過去の栄光を取り戻さなきゃ、ってことでも無いような気がするんだがな〜。だから、長距離選手や実業団の監督たちも、ハッキリ言ったらいいと思います。「駅伝の練習ばっかりやってるから、マラソンが強くならない」という批判には、「うち、駅伝の方がメインですから。マラソンは別に強くしなくていいです」とか、「何をどう目指そうが、オレ達の勝手だ!」とか。実際、川内さんは、「みんながみんな五輪を目指すわけではない」と発言して、「オレの好きに走らせろ!」という気持ちを表明しました。とにかく、外野どもうるさい!何の教訓も滲み出て来ない話にお付き合いいただきまして、ありがとうございました(笑)。

3月15日 卒業式はゴールではない!

 これに続くセリフは何でしょう?「単なる通過点の一つでもあり、新たなスタート地点でもある!」な〜んて続けられる人は、我々と同じ業界の方とお見受けいたします。去る3月9日、私の担任する学年が無事卒業してゆきました。もちろん、レミオロメンの「3月9日」を合唱しましたが、思いの外譜面が難しくて、あんまりショボいと生徒たちが可哀想なので、我々担任も一緒に歌ってサポートしてたら、この行動が来賓の皆さんの感動の涙を誘った!「先生と生徒が素晴らしい信頼関係で結ばれてる学校だ!」ってわけで、世の中何が幸いするか分からないもんだな、と思いました。

 1日置いて、11(土)〜12(日)は卒業担任団解散旅行!行き先は、なんと3年前の3月から決めてあった「金沢」です。
 
写真@魚眼レンズ使用(笑)。
写真A金沢駅前「台場」にて昼食。

 このチーム全員が初めて顔を合わせた、三年前の2014年3月24日に、私が「3年後は金沢!」と宣言し、その後一切の反論を許しませんでした(笑)。っていうか、初めて担任を持つ二十代の先生4人は、解散旅行というものの存在すら知らなかったので、反論しようが無かったな(笑)。それから3年間、金沢行きの方針は全くブレることなく、辛いときにはお互いに「金沢に行けなくなってもいいのかぁぁっ!」などと叱咤激励し合って、数々の難局を乗り越えてきたのです。
 
写真B21世紀美術館の1室。四角く開放された天井に自然の芸術。
写真C金箔工房にて体験学習。さすが先生集団!無言で集中(笑)

 表題の言葉ですが、これは私が、卒業式当日に生徒向けに発した言葉・・・ではありません!実は、うちの先生方向けに言ったものでした。全文はこうなります。
 「卒業式はゴールではない!単なる通過点の一つに過ぎない。本当のゴールは、いいか!本当のゴールは・・・金沢だ。」
というわけで、担任を持つということは、3年後の旅行に向けて頑張るということであります。チームを結成したら、何をおいてもまず旅行の行き先を考えましょう!「演奏会は、打ち上げで美味しい酒を飲むためにやる」という発想と似てる(笑)。けど、経験上、こういうのって大事なことだと思っています。

3月 3日 ロト6攻略法

 こんな怪しげなタイトルですが、誤解の無いように。私は悪徳商法の手先ではありません。念のため。
まず「ロト6」を簡単に説明しておこう。これは宝くじの一種で、売場に置いてあるマークシートの、1から43までの数字から、好きな数字を6つ選んでマークして提出します。週2回抽選があって、夢ロト君という機械が、6つの当たり数字を決めてくれます。1口200円なんだけど、もしも6つ全部的中すれば1等で、数千万〜最大4億円をゲットできます。みんなが勝手に数字を選ぶわけだから、1等が大勢出る会や、全く出ない会があるので、賞金は毎回変動します。

 実は私は毎回買っていて、と言っても売場に行くのは月1回だけ。家族の誕生日を散りばめた6つの数字で、毎回同じ番号10回連続、つまり5週間分をまとめ買いするわけだ。1口だけだから、10回でも2千円。こんなチマチマしたやり方で、戦績はというと、3個的中の5等千円は何度かあります。4個的中の8千円位は一度だけ。この時は思わず叫びました。余りの絶叫ぶりに、家族はてっきり1等だと思ったようだ(笑)。本当に1等が当たる確率って、どんなもんだろう?これ、数Aで登場する「組み合わせ」で、43っていう計算をすれば、ざっと600万分の1と出てきます。私のような1口買いだと、年間100口しかこなせないから、6万年頑張れば、もしかしたら1等を拝めるかも・・・って事だ(笑)。

 こんなロト6で、高額当選に近づくコツを、なんと朝のFM795で喋っていたではないか!たまたまその放送を聞いた人だけが、お宝情報ゲット!というのは不公平だから、ここで私が皆さんに教えちゃおう。簡単にまとめると、こんな内容でした。
 『皆さんが1〜43の中から6つ選ぶ時、2,8,17,25,31,40、なんて具合に、まんべんなく散らばらせたくなるでしょ?でも、このようにバラける確率は低いんです。2,3とか、26,27みたいに、連続隣り合う組み合わせが登場する確率はなんと○○%!また、前回の当選数字が再び当選数字になる、いわゆる引っ張り数字という確率が○○%!・・・。以上から、数字を選ぶ時は、必ず連番を入れて、前回当選数字も入れましょう!』

 これって、役に立つ情報を含んでいるでしょうか?つまり、この指針に従って買えば、本当に当選確率が上がりますか?数Aをちゃんと勉強した人なら、どれをどう選ぼうが、1等当選確率は等しく600万分の1だということを知っています。1,2,3,4,5,6って選んでも、38,39,40,41,42,43て選んでも、同じ当選確率なんだよな。でも、あの放送を聞いて「え〜っ?それ変だよ」って思った人はどれくらいいるんだろう?尤もらしい理屈を並べられて納得させられる、いやもっと言えば騙されちゃう人の方が多いんじゃないか、と心配になります。これが宝くじじゃなくて、本当の悪徳商法だったら・・・。

 よく思うんですけど、理科系の科目を勉強する大きな目的の一つが、騙されない判断力。「それホントかよ」と疑ってかかり、必ず自分の手で計算して納得する、という姿勢ですね。だから文系の人にも数学や物理を勉強して欲しいんだよな。朝のこの放送を聞いたおかげで、期せずして仕事のモチベーションが上がりました(笑)。

 むむっ、ロト6の真の攻略法をまだ教えていなかったな。12億円つぎ込んで600万口、要するに全ての組み合わせを買っちゃえば、確実に1等ゲットだ。ただし賞金はMAX4億だから大赤字だな。これは冗談だが、実際に当てた人の多くは「一点張り」だったそうです。毎回コロコロ数字を変えたりせず、同じ好きな数字で何年もず〜っと待ち続けていると、幸運の女神が微笑むらしい。これ、まさに私の買い方そのものだ。というわけで、もうすぐ私は億万長者になるでしょう(笑)。

2月19日 第51回青梅マラソン10km反省

(30kmの部は応援に専念)

 ここんとこ、マラソンも演奏も反省ばっかりだ(泣笑)。まあいいや、ダメだった〜って思えるのは謙虚な証拠だから、反省を生かして進歩するであろう・・・とも限らない(泣)。では反省を開始します。

【1km毎のラップ】
5:21 5:04 4:59 5:16 4:57
5:07 5:04 4:51 4:57 4:42 Total 50:28(net)
誤差40m 公式記録は50:35

 ううう、一昨年に48分台で走った後、2年続けて50分切り成らず(泣)。せっかく3桁ゼッケンを貰えて、前の方からスタートできたのに、意外と混んでて、最初の1kmが遅すぎた。あと、多摩高を過ぎてからの緩い上りで暴走しないように注意したら、これも遅すぎた。帰りはまあまあで、特に最後の方では、バテずにペースを上げられたことをヨシとしよう。いや〜、一時期は走る度に自己ベスト更新の嵐だったけど、最近はその勢いがパッタリ止まったな。年齢のせいにするのは簡単だけど、今日も多くのおじいちゃんに抜かれて悔しかったから、やっぱりもう1ランク上を目指したいところだ。
 今日は多摩高からスタート地点までをウォーミングアップ、ゴール地点から多摩高までをクールダウンで、往復6kmジョギングしたから、合計16km走ったことになるけど、全然平気。むしろ、午後の応援でタンバリン片手に飛び跳ねた方の疲れが大きい(笑)。

 応援演奏は、9時半〜10時半、11時半〜12時10分、12時50分〜15時という3セット。多摩高校と青梅総合高校が30分交代で担当し、助っ人もたくさん駆けつけてくれて、昨年より大幅にパワーアップできました。青梅マラソンは、青梅という街全体を巻き込んだお祭りで、私自身は自分もランナーとして参加して、応援にも携われたことが、非常に嬉しいです。いろんな大会に走りに行くようになったけど、青梅に青梅マラソンがあって、本当に良かったと思います。
 今日1日で、吹奏楽部のメンバーと、近所の住民と、大会の運営にあたった委員の人たちと、いろんな地域から集まったランナーたちとの距離が確実に縮まりました。すごく大勢の人たちから「ありがとう」の言葉をいただきました。これからも、より多くの人々を笑顔にするために演奏して、人々から愛されるバンドを目指しましょう。

2月13日 あらためて森林公園完走マラソン反省

 一昨日は、あまりの撃沈ぶりに反省する気にすらなれず、アヒルとたわむれた挙げ句に、100円ショップでお風呂用のアヒルを購入しようとして、まてよ・・・と手を止める。これ買って帰ったら、家族はどう思うだろう?「お父さん、ついに脳がイっちゃって乳児帰り?」 ううむ、余計な心配をかけるわけにはいかないな。アヒル購入を断念して、本日あらためてレース内容を振り返ることにします。

GPS付き時計は、途中でバッテリー切れを起こしたので、ラップタイムは省略。でも、最初の1kmに7分近くかかって、5km通過が32分超だったとこまでは記録してる。スタート直前に、MCの芸人さんが、こんなトークをしました。「今日のコースは上りか下りしか無いですから、最初に飛ばしちゃダメですよ。飲み会で最初飛ばし過ぎると、後半記憶無くなるでしょ。マラソンで記憶無くなったら大変だよ。救護班のお世話にならないようにね」 想像以上に恐ろしいコースのようだ。でも、過去にもいくつか殺人的な大会に出ているので、楽観視してる部分もあったな。高低差140mを一気に下ってまた登る秩父10kmは55分、後半に断崖絶壁を登る所沢ハーフは2時間06分で完走したことがある。だから今回は、とりあえず1km6分を目安に行こうと思いました。しかし、甘かったぁぁっ!

 最初の1kmで6分52秒。スタート渋滞の影響ではなくて、純粋に「上り坂」のせい。最初はまだ元気だから、もうちょい行こうと思えば行けたんだけど、これが20km以上続くことを考えたら、やっぱり無理はできないな。案の定、その後も、登ったと思ったらすぐ下る、下った分だけまた登る、の繰り返し。いや〜「穴を掘れ!掘り終わったら埋めとけ!」の強制労働みたいだ。10kmあたりで本部近くの芝生に戻ってきて、ギャラリーから大声援。そこを過ぎると再び山の中へ。うぎゃ〜、今のをもう1周かぁぁっ!

 後半は呼吸は全然苦しくないのに、完全に足に来ちゃってて、ほぼ7分ペースを維持。エネルギー消費量も、他の平坦な大会より多めなんだろうと思います。給水所でバナナばっかりたくさん貰った。珍しく「お汁粉」も用意されてました。お汁粉といっても、豆やお餅が入ってるわけでなく、液体部分のみ。砂糖水に近いけど、元気回復したな〜。一つ問題があったとすれば、水とスポーツドリンクとお汁粉が、全部同じ大きさの、白い紙コップで配られてたことかな。私の前を走っていたお姉さん、飲んだ直後に「何よコレ!」って怒ってたもんな。おそらく水だと思って取って、予想を裏切られたんだと思います。

 2時間19分は、暑さで超撃沈の春日部で記録した2時間23分に次ぐ、歴代ワースト2位。でも、昨日も今日も、筋肉痛にもならずに普通に仕事してます。週に1回は御獄まで往復16kmを走るようにしてるから、まあ力はついて来てるのかな。やっぱり悔しくなってきて、リベンジせずにはいられません。来年に向けて森林公園攻略プログラムを始動します。というわけで、モチベーション回復したところで、来週はいよいよ青梅マラソンです。

2月11日 森林公園完走マラソン大撃沈
 
 ハーフ記録:2時間19分23秒(net) 全区間に渡って絶え間ないアップダウンが続く、ジェットコースターみたいなコースでした(泣)。
。最初の5kmで足が粉砕されて、残り16kmは忍耐力養成のための時間(泣笑)。終わってからようやく「完走マラソン」というタイトルに納得。完走できるだけでも偉い、という殺人的な大会だったわけだ。うえ〜ん、埼玉県の大会は相性がいいからと、神奈川マラソンをパスしてこっちに変えたのに・・・。マラソンの反省はもういいや。その後の1人慰労会のレポートに移ります(笑)。



 本当は森林公園のすぐ近くの温泉か、大宮の湯煙横丁に行こうと思ってたけど、ダメージがでかかったので、もはやホームグランドと言ってもいい、入間の「湯の市」(旧極楽湯)に行きました。ここには大きく分けて6つの浴槽があります。普通の湯、炭酸風呂、ジェットバス、サウナ、寝湯、露天。私はいつもこの順番に制覇して行くんだけど、最初の「普通湯」で事件は起こった!
 係のお兄さんが、バケツいっぱいに入ってた黄色い丸形の物体を、一気に湯船にぶちまけました(上の写真)。「わお!柚子湯ってやつだな」 どれどれ、1個取って匂いをかいでみよう・・・って1個つかんだら、これが柚子では無かったぁぁっ!私は風呂に入るときは眼鏡を外してるので、50cmも離れてると、黄色い物体の正体がよくわからなかったのです。でも、触った瞬間にわかりました(下の写真)。

 それは、プラスチック製のアヒルさんでした(笑)。100匹くらいは浮いていただろうか・・・壮観な眺めです。子供たちは大喜びだろうな・・・と思いつつも、子供の姿はナシ(笑)。まさか、私のために??(笑笑)。せっかくだから、アヒルさんに囲まれながら温まるとしよう。さて、よ〜く見ると、何匹かひっくり返ってるのがいます。中にお湯を吸い込んで、重心が狂っちゃったのかな?これ、子供たちが見たら可哀想って思うだろうから、今のうちに転覆アヒルの修復を完了してやろう。手にとって、おへその穴から「ぷしゅっ、ぷしゅっ」と水を吐き出させてみるけど、変だな。水が入ってない・・・。そ〜っと浮かべると、しばらくはちゃんと浮いてるんだけど、ちょっと波が来るとすぐに転覆。要するに、元々重心が狂ってる欠陥商品てわけだ。おっとその時、50代から60代と思われるオジサンが、アヒルを何十匹もまとめて湯船の縁に追いやっちゃった(笑)。まあ、たしかに邪魔だよな。
 一通り湯船を巡って、最後にもう一度アヒルさんたちを見に来たら、事態は更に悪化していて、なんと湯船の底に沈んでるアヒルを数匹発見!今度こそおへそからお湯を吸い込んじゃったと見られる。相変わらず転覆したままの欠陥アヒル、オヤジの手で陸に打ち上げられたアヒル、湖底に沈んだ溺死体アヒル・・・。いや〜、この惨状を子供たちに見せたくないな〜、と思いながら、男湯を後にするのでした。
 今日のスーパー銭湯では、もう一つ大事件があったのですが、それはチビ日記の方に書きます。来週の青梅マラソンは撃沈しないように、調整して臨みます。

1月28日 マラソンでインチキの謎

 【ニュースから部分引用】
 先月開催された所沢シティマラソンで、優勝者がじつはコースをショートカットしていたことが判明。
スポーツマンにあるまじき行為に、ランナーたちから怒りの声が噴出している。
■タイムがおかしいという指摘で発覚
所沢シティマラソン公式サイトによると、不正をしたのはハーフ男子60代の部で優勝した男性。前半10キロに55分要したにもかかわらず、後半の11キロを34分で駆け抜けるという驚異的なタイムがでていることに、ネット上で不審視する声が浮上。これを受けた運営が男性に確認したところ、当初疑惑を否定。しかし後日所沢市役所を訪れ、約7キロショートカットしていたことを認めた。
大会運営はただちに優勝者を失格処分に。以降の選手を繰り上げとし、新たな入賞者に賞状とトロフィーを送る方針。
■さらに2人が不正
この不正に加え、ハーフ女子39歳以下では女性のゼッケンをつけた男性がレースに参加し2位になっていたことも判明。そして、入れ替わった女性が5キロ以下男子で266位になっていた。(以上)

 この大会、昨年12月11日(日)に行われたもので、私も5kmの部に出ていました。「ランナーから怒りの声が噴出」ってあるけど、私は別に怒ってないです。っていうより、この大会でインチキする動機がサッパリわからなくて、そっちを推理する方が楽しい(笑)。

 私が中学生の時、体育の授業で学校外をランニング中、ショートカットのズルがバレて、毎日校庭10周くらいの罰を受けてた連中がいました。こいつらの場合は、走るのが嫌だからショートカットを試みたので、超わかりやすいです。市民マラソン大会は、そもそも走りたいから出るわけで、ショートカットする意味がわからん。どうしても優勝しなければならぬ理由があったのだろうか?東京マラソンの優勝賞金は800万円だから、ズルしてでも勝ちたいと思う人が現れても不思議ではないけど、まあそれは不可能だ。ず〜っと1号車で中継されてる所に、地下鉄の駅からひょいと合流したら絶対バレるもんな。所沢マラソンは、トロフィくらいしか貰えないはずだから、賞金狙いではない。・・・とすると、難病と戦っている友人か誰かに、「オレが必ず優勝トロフィ持って来るから、お前も頑張れ!」みたいな約束をしちゃったのか・・・?超好意的に想像すると、そんなドラマも思い浮かびます。
 それにしても、ショートカットのやり方がお粗末過ぎるな(笑)。11kmを34分て、ちょっとでもマラソン経験ある人なら、オカシイどころか、あり得ないって断言できる。このタイムで走れる60才は世界中探しても絶対にいません。つまり、バレるに決まってるインチキを敢行したわけだ。優勝トロフィは、あの世へ旅立つ友への最後のプレゼントだったのかな。でも、そんなインチキトロフィじゃなくても、普通に完走する姿を見せるだけで十分でしょう。・・・って、どんどん話を組み立てちゃったけど、もしバレないと思ってやったのなら、このオジサン、ただのおバカさんです。
 もう一組の、男女入れ替わり不正は、ハーフにエントリーしていた女性が足をケガしていて、5kmなら走れそうだと、5kmにエントリーしていた仲間の男性に交代を依頼したんだそうな。せっかくお金も払って、当日所沢まで来たんだから、出走したい気持ちはわかる。だけど替え玉出走は違反なんだから、ICチップを外してオープン参加すれば良かったんじゃないのかな?
 まあ、この一件を機に、あちこちの大会で今よりもチェックが厳しくなるとは思えないし、厳しくあうる必要無いです。だってズルするメリットないもんね。

1月17日 ハノン vs.セブシック

 ピアノを習った事がある人なら、ハノンという名前を聞いただけで、嫌〜な記憶が呼び覚まされることでしょう。ドミファソラソファミ、レファソラシラソファ・・・練習曲ならまだ「曲」だからいいけど、これはただひたすら指の鍛錬。弾く方も嫌だけど、聞いてる方は気が狂いそうになるはずだ。じゃあ聞かなきゃいいと思うけど、ピアノの音は基本的にでかいので、家の中にいる全員と、ご近所くらいには必ず聞こえ ちゃうのです。
 「ピアノ殺人事件」って昔あったな。ピアノの音を巡って、ご近所どうしがいがみ合って、ついに殺人事件に発展しちゃった。実際にあったこの事件を題材にしたドラマが放映されて、最初のシーンで鳴り響いてたのが、この「ハノン」で、エンドロールあたりで流れたのも「ハノン」でした。ハノンが本当に殺人の動機だったのか不明だろうけど、ドラマを作る人々の間にも、きっと「ハノン=イライラを増長」という共通認識があったのだろうと思います。私は、ご近所様に配慮した・・・わけでは無くて、単に嫌いだったから、ハノンはほとんど弾いたことがありません(笑)。
 そんな基礎練嫌いの私が、最強難度のバイオリンに手を出しちゃってから、そろそろ丸3年。バイオリンにも、ハノンみたいに、ひたすら同じ音型の反復練習ばっかり載っている「セブシック」という鬼教本があります。当然、ほとんどサボリっぱなしで、名曲ばっかり練習してきましたが、ついに大きな壁にぶつかり、観念することに(泣)。セブシックを避けて通れないことを痛感して、真面目に弾くことを決意しました。先生から出された課題はNo.5(写真1) 
 (写真1)
うえ〜ん、嫌だな〜、ん?待てよ。なんでぇ、短いじゃんか。1つ前のNo.4は左頁全部と6段なのに、No.5は6段だけ。しかも16分音符ナシ。こりゃ楽勝だ。オレ様を誰だと思ってんだ!そりゃ、一丁上がり〜っと。月曜から金曜まで、だんだんスピードを上げながらクリアして、この曲、何となく最後の収まりが悪いなぁとか思いつつも大して気にせず、いよいよレッスン日の土曜を迎えた。
 ほんとに何気なく、次のNo.6ってどんなんだろ?と思って1頁めくってみたら・・・(写真2) 何じゃこりゃぁぁ〜っ!

 (写真2)

 続きがあった・・・(汗) しかも延々と・・・。更に、この次の頁まで続いてるから、3頁半の鬼特訓だったわけで、万事休す。レッスンで、先生に「最初の6段しか弾いてません」と正直に申し出たんだけど、結果的には全然大丈夫でした。なぜなら、最初の3段位の範囲ばっかり延々と繰り返させられて、当分の間、先には進まないことを宣告されたからな(笑)。

 しかし、これ「ハノン」よりも殺人的かもしれない。ハノンの方が、たくさん音を使うけれど、セブシックNo.5は「ラシラ シドシ ドレド レミレ ドレド レミレ ドレド シドシ」の繰り返し。5つの音をいろんなパターンで行ったり来たり。単調さではハノンを上回るな。しかも錆びたノコギリみたいな音色でやるわけだから、ご近所さんもたまったものじゃないだろうな。うちの家族は、皆それぞれにこれに匹敵する鬼基礎練に励んでるから、迷惑はお互い様だけど、家族全員がご近所から狙われる可能性はある(笑)
 というわけで私は今後、決死の覚悟で基礎練に励むので、私が涼しい顔で正確な32分音符のパッセージを攻略したら、セブシック万歳!を叫ぼう。逆に今後、私と連絡が取れなくなった時は、セブシックのせいで誰かに始末されたと思ってください(笑)。

1月12日 スチューデント・ジャズフェスティバル

 1月9日(月)は、うちの高校と隣の高校の混成チーム「Blue☆Plum Mix JAZZ Orc.」で、スチューデントジャズフェスティバル東日本大会に出演してきました。そもそも、吹奏楽部が何でジャズフェスに出るのよ?っていう所から説明せねばならんな。早い話、吹奏楽部が出てもよいという大会なのです(笑)。多くはバリバリのビッグバンドスタイルで、日常的にジャズばっかりやってる学校ですが、吹奏楽部も少なからず出ています。
 ちょうど10年前、上水高校から、このイベントに出るための編曲を依頼されたのがキッカケ。本番当日、日本青年館に、私、うちの部員4人、当時9才のゲンタの計6人で見に行きました。私は、自分が長い間ビッグバンドに所属していたから、高校生のこういう大会があると知って嬉しかったし、部員たちも「来年出たい」と言いだし、ゲンタも「ジャズ部がある高校に行って、この大会で個人賞を獲る!」と決心していました。でも、その年に出演していた都立高校は、上水の他に府中と小石川だったので、入るの難しすぎ(笑)。

 その翌年、Blue☆Plum JAZZ Orc.という名前で初出場。これ、私が付けた名前ですが、ブループラムって、もちろん青梅のこと(笑)。間に☆を入れたのは、何となく気分ですが、私というスターを擁していることを強調する意味もある(笑)。JAZZだけ全部大文字にしたのも気分だな。Orcと略
したのは、オーケストラの綴りを確認するのが面倒だったから(笑)。2校合同で出るようになってからは、さらにMixを追加して「Blue☆Plum Mix JAZZ Orc.」としました。

 年間通してジャズを演奏している学校の大会に、冬場にちょこっとジャズを練習して臨むのは、土台ムリがあります。最初の年は批評でコテンパンに叩かれました。「ジャズの大会なんだから、ジャズをちゃんとやれ!」みたいな。お前らのはジャズじゃねぇよってこと?(泣)。そして個人賞は、明らかに格が違う、今すぐプロで通用するんじゃないかって子が獲って行きます。それでもめげずに出場を続けたのは、どんなジャンルでも一流どころと触れ合う良い機会だし、吹奏楽コンクールとはひと味違った楽しい雰囲気があったので、演出やMCの勉強にもなるし・・・。いろいろでした。出場5年目にして、ベ−スの志田くん(現・パン屋さん)が個人賞を獲って、僕らもようやく入賞を意識できるようになりました。
 その後、破竹の快進撃で受賞を続けたBlue☆Plumですが、今年は残念ながら無冠(泣)。原因は唯一つ、私の選曲にありました。ハッキリ言って、4ビートやジャズワルツは難しく、よほど普段から慣れ親しんでいないとリズムを出せません。逆に、8ビートや16ビートは、ふつうの高校生たちが日常触れている音楽と同じ感覚で、そのまま演奏できちゃいます。「ジャズ・ポリス」「ザ・チキン」「セプテンバー」「スペイン」・・・なんてところは、みんな得意なはずだ。だから、今回はあえて難しい4ビート、「ちゃんとジャズを」ということで、カウントベイシーものにチャレンジしたんだが、賞狙いという点では、完全に裏目に出ました(泣)。

 まあ残念な結果ではありましたが、ジャンルの幅を広げる機会になるので、多くの吹奏楽キッズたちに、こういうイベントもあるという事を知ってほしいです。次はゴリゴリのクラシック大会に出たいもんだな。バッハ以外やっちゃダメとかいう大会、無いかな。

1月 4日 思いやりのコメント

 我が社の新年恒例行事として位置づけた、「駅伝聖地巡礼旅行」のため、昨日は記事が書けませんでした。何と言っても、1月4日に国道1号線を路線バスで登ることに、素晴らしい意義があります。今年は混雑を避けるため、朝8時過ぎに小田原発。早朝の日テレZipをゆっくり見てから、この時刻のバスに乗るため、前泊するという気合いの入れよう。駅伝マニアも、ここまでやる者はそう多くはあるまい(笑)。では、あらためて、復路の表彰を行います。

【箱根駅伝復路】
『最優秀賞』 下田(8区・青学)
『優秀賞』 秋山(6区・日体大)、照井(10区・学連選抜)、作田(10区・順天堂)、田村(7区・青学)
『ダメダメ』 日テレZip、各大学の監督たち

 今回、途中棄権は1件もなかったけど、青学の田村君のブレーキには、皆さんヒヤヒヤされたことでしょう。こういうことがあった時、「エースとしての期待が大きかった田村が、まさかのブレーキで・・・」という言われ方をするのが普通です。しかし、襷を受けた下田君のコメントが素晴らし過ぎる!「田村は暑さに弱いから、こういうこともあると思っていた」・・・。これで田村君はどれだけ救われたことでしょう。ムードメーカーの下田君ならではのコメントとも言えるけど、青学のチーム全体の雰囲気を象徴してるような気もする。文句ナシの最優秀賞。ところで、その田村君ですが、脱水症状でフラフラといっても、区間20人中11位なんですね。1キロのラップが通常は3分ちょうど位なのが、3分25秒くらいまで落ち込んだ ←これが、どのくらいヘロヘロなのか説明しよう。私が最近、1キロだけ全力で走ったタイムが3分51秒です。しかも、少し下りのコースだったんだよな(謎泣笑)。田村君の凄さと頑張りが、理解していただけるだろうか。

 有言実行の秋山君と、出た〜!!幻の区間賞!の照井君は優秀賞。照井君に3秒負けたリアル区間賞の作田くんは、「区間賞は自分じゃなくて、本当に速かった人が貰うべき」とコメントしています。これを聞いた照井君は嬉しいでしょう。というわけで今日は、人を幸せにするコメントを言える人を、重点的に表彰します。
 そういう意味で不満なのは、「日本のマラソン弱い。実業団だらしない」みたいな、他を批判するだけの監督さん。何かもっと建設的な意見を言ってほしいもんだな。監督さんたちについて、もう一つだけ不満を言わせてもらいます。監督車から怒鳴るのはいいけど、大手町から日比谷通りのビル街と、ずっと高速道路の下を通る横浜駅付近では、怒鳴るボリュームを少し下げてくれ!あの声の響き、左翼系の集会を邪魔しに来た右翼の宣伝カーにしか聞こえない。

 最後に、朝の青学メンバー生出演番組について。毎年見てて批判するのもなんだけど、レース中の裏話は良いとして、その他の各選手の趣味とかを暴いて晒す必要があるんだろうか?貞永くんがやらされてた乃木坂イントロクイズなんて、スポーツとしての駅伝ファンにとっては全く不要だと思います。原監督はどう考えているのだろう?駅伝ファンと陸上人口を増やすために、利用できるものは全て利用する、っていうことかな?
 では、このジャンルの記事は、また来年・・・。

2017年1月2日 有言不実行は恥だが役に立つ

 新年明けましておめでとうございます!このページをご覧になっている皆様のことですから、きっと駅伝三昧の日々を送っていらっしゃることでしょう(笑)。ではさっそく、独断と偏見に満ちた本日の表彰からまいりましょう。

【箱根駅伝往路】
『最優秀賞』 平賀(3区・学連選抜)、森田(5区・上武大)
『優秀賞』 駒澤大学のみんな、大八木監督(駒澤)、渡辺康幸(1号車解説)
『ダメダメ』 一色(青学)、ニャイロ(山梨)、昨日の設楽悠太と村山紘太

 下位を走るチームのランナーが、モチベーションを保ちながら上位の記録を出すことは、非常に難しいことだと思います。そういう意味で、最優秀はこの2人。特に、学連選抜の選手が好記録を出すと、何だかとても嬉しい気持ちになります。
 往路優勝の青山学院は、戦力的に飛び抜けていて、今日も特に危なっかしい場面が無かったはずなのに、終わってみれば2位以下にけっこう肉薄されてるんだよな。逆に、4区でエースのブレーキがあった駒澤が、よくこの位の位置で持ちこたえてるな。駒澤のメンバーの気合いと根性の賜物だ。明日はなんだか、駒澤を応援したい気分になりました。大八木監督、あいかわらず怒鳴りまくってるけど、ブレーキ起こした選手には超優しくなる所がいいです。他の監督さんたち、最近何だか、怒鳴り方が大八木さんに似てきてるな。やっぱり日本人には、こういう流儀の方が合っているんだろうか・・・。
 1号車の解説が渡辺さんで良かった〜、って思うのは、「瀬古さんじゃなくて良かった〜」の裏返しというだけではありません。解りやすいし、何よりもこの人は紳士的です。だいたい、どの競技でも、解説者になったとたんに偉そうになって、監督さんたちの采配にいちゃもんつけて、「オレだったら、もっと上手くやれた」みたいな感じになるものですが、渡辺さんは基本的に、各チームの監督に対する尊敬を忘れていないので、聞いてて嫌な感じがしない。

 さて最後に本日の、っていうか昨日の実業団駅伝も含めたダメダメ賞。ドクターXの「私、失敗しませんから」に影響されてるのか、最近どの競技でも、ビッグマウスが主流になりつつあります。でも、ビッグマウスは実現してナンボ、不実行に終わったらただの笑い物だ。もちろん、そのリスクを承知の上で、自分を鼓舞したり追い詰めるために大ボラ吹くんだろうけど、それにしても今年は不実行だらけだ(泣)。
 2区で1時間06分台宣言の一色、区間新記録宣言のニャイロは、その宣言が無ければ、なかなかの好成績なんだよな。昨日のニューイヤー駅伝での似たようなケースは、区間賞宣言の村山と、「大学出たてのルーキーに、実業団の厳しさを教えたるわ!」の設楽悠太。ううう、逆に厳しさを教わっちゃった〜。まあ、ビッグマウスは、メンタルの弱い相手をビビらせることができるので、笑い物になったとしても、戦略的に一定の効果はあるだろう。よって、本日の表題「有限不実行は恥だが役に立つ」・・・ってわけだ。

 明日も大混戦が予想されるので、目が離せませんぞ。明日の表彰は、都合により1日遅れで、4日にずれこむ見込みです。